2011年06月09日 01:27 東京は、安全か?


放射性物質の累計積算値を前提とすると、東京都の危険度は、茨城県・栃木県と大差ない。

ストロンチウム・セシウム・ヨウ素の、飛散状況を考慮すれば、関東地方はマスクが必須となる状態だ。

そもそも、上記の核種は一部にすぎず、全ての厳密なデータが無い限り、御話にならぬ状況なのだ。

絶大において、福島第一原発による、放射性物質なんぞは、
我々の健康を脅かす、無数に実在する要因の、小さな一欠けらにすぎない。

それは、以下の日記を辿って頂ければ、把握して頂けるだろう。

放射線は、本当に安全なのか?

絶大超越において、福島第一原発では、対比可能な類例が存在しない、特異な原子力事故が発生したのだ。

そのため、現代の環境における人類に対し、その危険度を測り知る事は、至難とされている。

何より、これから何が起きるか、誰にも分からぬ以上、余計な被曝は避けるに越した事はない。

それが、包括的な健康維持に結び付くなら尚更だ。

日本政府のスタッフによって、絶望的な事態の発生は、確実と想定されているが、
日本人特有の世間体を気にする体質が、被害を軽微に見せると、既に予測されている。

だからこそ、我々は確固たる眼差しで、立ち向かわなければならない。

それが必要となるのは、各々が尊厳を失わぬため・奪われぬためだ。

ダイスの目は、良くないのが実情だ。

それを、忘却してはならぬ。




東京に関しては、動く必要はないと考察する。

あくまで、現時点で東京にいる事を前提とし、先を見つめた場合である。

理由だが、想定される大災害を考慮すると、移動した先で被災する可能性が否めん。

ならば、その想定される大災害において、ある程度の健全性が期待可能な都市から、妄りに動かぬ方がいい。

さすれば、有事におけるコストが温存出来る。

何より、東京は高度な防災都市だ。

それは、今後も発展を続けるだろう。




また、秩序ある戦争において、東京は標的から除外される。

近代戦術において、交渉相手のいる地域への攻撃は、滅多に行われぬ。

それをしてしまえば、交渉が不能となるのは勿論、想定の範囲を超える事態が懸念されるからだ。

私が言いたいのは、戦略兵器が投下される可能性が、そこそこ低いという事である。




さらに、国内・国外の原発事故に対し、迅速な対応が期待出来るのが関東地方である。

最悪の場合、東日本大震災の震源から、南下した地域が震源となり、最大余震が発生し、
一号機~三号機が自重で崩壊し、四号機が倒壊する可能性が否めぬそうだ。

建屋は屈強な設計で、そう簡単には崩れぬと考察していたが、想定外の『自然による』地震が頻発した結果、
何が起きるか判らぬと、大規模建築の専門家から指摘され、心もとない心情である。

要は、建設した当時は、東日本大震災は当然とし、特殊な地震が頻発する事を、十分に考慮しておらず、
内部構造の老朽化は勿論、非運転中の大破した原子炉が、物理的に引き起こす現象が、懸念されるとの事だ。

そうなれば、東北地方の原子力関連施設が、その末路の煽りを受け、多様な原因により、破局すらあり得るのだ。

福島の人々は、成す術なく健全な肉体を奪われ、東北地方は瞬く間に消えて行く。

あまつさえ、西日本の原子炉密集地帯は、戦争とテロの濃厚な標的とされている。

第三国が、日本を恐喝する場合、原発銀座が駆け引きの材料となる。

何より、原発銀座において、一つの原子炉が破局を迎えるだけで、他が巻き添えになる可能性が、否定出来ぬ状態だ。

結局、海外勢は安全域からの、救助活動に専念する。

そのため、原子力発電所が大破局した場合、近隣住民は基本的に放棄される。

それは、日本では当たり前の事である。




東京は、安全か?

絶対の安全は、何処にもない。

それでも、総合的に見つめた場合、東京は比較的に安全な地域だ。

ただし、空気を読む事に必死となり、感覚が麻痺してしまえば、何処にいても危険となる。

我々は、空気を読みすぎて、いつの間にか勘違をしてしまわぬよう、肝に銘じる必要がある。

見極める事が、家族と友を救い、己を救う鍵となるのだからな。

だが、空気を読まなすぎて、家族と友を振り回す事は、超絶絶頂に避けなければならない。

それを胸に刻んで頂けると、至極に幸いである。