2011年05月30日 14:47 原発は、本当に安全なのか?
『原子力発電所は、最も人道的な核兵器である。』
これは、米軍兵士の言葉だ。
旧来の核兵器は、殺傷力・即殺性が高すぎる。
最新の核兵器は、それに加え、威力・汚染力が強すぎる。
これらを考慮した場合、原子力発電所を予め設置した兵器と捉え、戦略兵器として使う事が、非常に効率的・人道的である。
要は、核兵器を使用するより、原子力発電所への攻撃が、被害が軽微で済む。
多少の死者と、ある程度の汚染に抑えられる。
※ 気になる事があり、後になって確認したが、核兵器を超える汚染がウリとの事だ・・・。(追記 2012/02/02)
それに、十分な戦果が期待出来る。
日本のように、兵器としての核を持てぬ島国は、国土にそれを設置する事で、盾とするしかない。
そう、日本の原子力発電所は、従来の核兵器で攻撃される前の、ワンクッションにすぎない。
※ 核兵器を使う前に、原子力発電所を攻撃する。その意味での盾である。(追記 2012/02/02)
そもそも、日本が核兵器を大量に作れる証明をしようとも、実質的に使えぬ限り、無意味である。
日本が、本質的に有する抑止力は、マーケットとしての価値のみだ。
それがあるからこそ、合衆国軍は日本に駐屯し、強大な抑止力となっている。
根本的に、アメリカ合衆国は、核実験の一環とし、原子力開発を実施した。
電気の生産は、その副産物でしかない。
他の超大国・先進国の実のスタンスは、エネルギー政策ではなく、核兵器の開発・生産にある。
しかし、日本はそうではない。
私利私欲のため、無残な廃墟を建設してきただけだ。
今回の、福島第一原発の実情により、日本の原子力発電所は、
盾としての価値が無くなり、ダイレクトな攻撃目標となり果てた。
※ 要は、原子力発電所を攻撃すれば、それだけで我々を滅ぼす事が出来る。(追記 2012/02/02)
原子力発電所に、何らかの抑止力がある事を日本人は唱えるが、それは極端な『安全神話』が生み出した幻想だ。
日本のような国土では、原子力発電所は、諸刃の剣にも満たない、危険な存在である。
逆に、核兵器を持てぬ国からすれば、敵国の原子力発電所は、最大の戦略兵器となりえる。
日本の原発に、安全と定義出来る要素は、最初から存在しない。
以下は、福島第一原発事故・放射性物質の本質を見極めるため、参考となるだろう。
放射線は、本当に安全なのか?
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※ 補足(2012/02/02)
米兵(少佐)個人の意見を、参考に記載しました。
この方は、核燃料や核反応の兵器転用に関する、様々な問題と質の違いを、熟知されています。
また、発電所を攻撃した場合の汚染が、核兵器を遥かに超える場合も示唆されています。
私が、噛み砕いて記載した文章ですので、その点を配慮して見つめて頂ければ幸いです。
※ 追記(2012/05/14)
核兵器を、グローバル化が進んだ国家へ投下した場合、各国の人々が巻き添えとなります。
その点を踏まえても、原子力発電所への攻撃は、様々なメリットがあります。
勿論、デメリットもありますがね・・・。
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