2011年05月18日 23:48

ニュース『安全なら原発再稼働容認=「環境先進国目指す」 菅首相』


☆ 安全なら原発再稼働容認=「環境先進国目指す」 菅首相

 菅直人首相は18日午後、首相官邸で記者会見し、定期検査で運転停止中の原子力発電所について「安全措置がきちんとなされたものは従来方針通り、稼働を認める」と表明した。

 今後の原子力政策については、「原子力のより安全な活用方法が見いだせるなら、原子力をさらに活用していく」と述べた。

 一方、国のエネルギー基本計画を白紙で見直す考えを改めて強調。自然エネルギーや省エネルギーを積極活用して「環境先進国を目指す」と強調した。

 2011年5月18日 18時21分

※ 意見

安全神話・性善定説が、完全に打ち砕かれた原子力発電所に、未来を与えていいのだろうか?

その判断が、次世代の未来を、徹底的に奪う末路に、繋がってしまうのではと感じる・・・。

ただでさえ、多くを奪われ・奪ってしまった状態なのだ。

☆ 私が危惧している事と、私の願い・・・。(改良版)

これ以上、略奪の判断に、身を委ねてはならない。

それに、再稼働の決断は、誰でも可能とする容易な事である。

それは、流れに身を委ねれば、必然的に到来する道だからだ。

何より、流れに任せた原子力発電所の再稼働は、政治家の不在を証明する事となる。

政治家は、潮流を変えるために存在する。

政府が、原発の再稼働を容認するのであれば、連中が面倒な問題から、逃げ回った証拠となる。

再稼働は、同等の有事が発生した場合、どれだけ詭弁を用いようと、連中が大衆に根絶やしにされる、必然的な道を形成する。




安全に運転される事が前提となるため、ハザード機能が不十分な原子炉が採用されている。

厳密に言えば、本来であれば重要視すべき部分を、意識する能力すら無い状態で、それを導入しているのだ。

さらに、リスクマネジメントに必須となる部分が、存在せぬのは当然とし、
長期的にメンテナンスがされていない原子力発電所がある。

極大の問題として、建設する側の判断で、原子炉は勿論、原子力発電所の部位に、欠落があるとされている。

要は、発電さえ出来れば問題ない程度の認識で、組み立てられた場合が存在するのだ。

そもそも、計画の変更・設計の見直しで、不具合が発生したケースが、原子力発電所で報告されている。

そのため、国内にある全ての原子炉・発電所が、設計通りに建設されているか、
不具合が無いかを、厳密に確認して頂きたい。




原子力を続けるのであれば、バンカーバスターに十分な耐性がある事は勿論、
封じ込め処置を事前に施してある、超巨大な原子力発電所を希望する。

絶対に安全と言えるエネルギー施設が、確実に存在しないのが哲理であるが、
最大級のリスク・コストが必要となる原子力発電所に、未来を与えるのは、指導者にあるまじき行為だ。

菅総理の頭に雷が直撃し、人としての良き良心、倫理・道徳を尊重する精神に、目覚めて頂けると幸いである。