2011年04月11日 03:44 ニュース『都内で反原発デモ 札幌や富山などでも』


☆ 都内で反原発デモ 札幌や富山などでも

2011年4月10日 18:49

 福島第一原発事故を受け、各地で10日、反対デモが行われた。

 東京・杉並区では10日午後、リサイクルショップの店主らの呼びかけで、「高円寺・原発やめろデモ」と題して行われた。簡易投稿サイト「ツイッター」などで参加が広がり、若者を中心に多くの人が集まった。

 デモを主催したリサイクルショップ「素人の乱」の店長・松本哉さんは、「こっちもびっくり。こんなに人が集まって…。原発が危ないとわかったので、一刻も(早く)全部止めていただきたい」と話した。

 10日は札幌や富山などでも反対デモが行われた。

※ 意見

関東の人々は、情報統制により、得られる情報に限界があり、大きく行動する者が、少ないと言う指摘があります。

例えば、関東のテレビでは、以下の情報が十分に、伝えられていません。

情報の遅延も発生しています。

そもそも、本来は必要となる情報が、三桁程度伝えられていません。

地域によって、事故の発生直後から、これらが詳細に伝えられています。




☆ 福島第一原発:原子炉の部品交換を怠っていた。

☆ 福島第一原発:発電所の設計が、臨海地域に不適合である。

☆ 福島第一原発:地震により、致命的なダメージを負っていた。

☆ 福島第一原発:日本での運用を前提に、一号機が設計されていない。

☆ 福島第一原発:重要部のメンテナンスを、10年以上やっていなかった。

☆ 福島第一原発:費用の高額を理由に、損害保険を更新していなかった。

☆ 福島第一原発:原子炉が地震の以前から、老朽化で危険な状態だった。

☆ 福島第一原発:二号機より設計を改良したが、大地震を考慮していない。

☆ 福島第一原発:投入予定のロボットが、放射線の影響で使えそうもない。

☆ 福島第一原発:電源を焼失すると、容易くメルトダウンする原子炉だった。

☆ 福島第一原発:三号機が、海外の人々を逃走させる、プルサーマル方式だった。

☆ 福島第一原発:同世代である、原子力発電所の耐震強度が、震度4~5程度だった。

☆ 福島第一原発:8日より、一号機内部の放射線値が、何らかの理由で振りきれている。

☆ 福島第一原発:廃炉に対し、政府・東電による発表の、数倍の期間・費用が必要である。

☆ 高速増殖炉もんじゅ:重さ3トンの機材が原子炉に落下し、取り返しのつかない状態になっている。

☆ 東京電力:1000ミリシーベルト以上を、計測可能な放射線計測器を、所有するが現場に未投入である。

☆ 今後、福島第一原発の300km圏内で、福島第一原発由来の放射線により、47万人~数百万人が、健康被害で悩まされると、フランス・ロシアの放射線専門団体が発表した。




もんじゅに関するニュースを、以下に格納しています。

その他の、原子力関連の情報もあります。

☆ 過去の問題を例に、福島原発の状況を考察してみよう。

現段階では、日本は最低でも四つ、我々の命をかき消す存在を内包しています。

情報が不足な方は、以下のサイトがお勧めです。

☆ 阿修羅




多数の先進国において、将来の日本に対し、社会的措置の実施が、検討されています。

そして、政府・報道が安全と豪語する数値が、不純である事が伝えられています。

そもそも、同一条件での臨床試験は当然とし、他のあらゆる要因を考慮・排他した、厳密なデータがありません。

劣化ウラン弾は勿論、放射性廃棄物の微量な放射線で、どうして癌患者が多発し、奇形児が誕生したのか研究中の状態です。

そのため、何が起きるかは、起きるまで分かりません。




デモですが、国民の認識を逆転させるような、事実を把握する方々が混ざっているのに、それを伝えぬ事に違和感を覚えます。

また、都民を中心とし、関東の人々が、十分な行動を起こさぬのは、情報の取得に限界があるからです。

情報の錯誤を考慮せず、一方的に批判するのは滑稽です。

それを知りつつも、批難するのは無様です。

原子力発電所が無くとも、大丈夫な根拠が存在し、伝えるべき情報があるのですから、
曖昧な行進をするのではなく、それらを配布した方が、遥かに知略的でしょう。




-----------------------------------------------------

※ 補足(2011/12/05)

この段階で、情報を配布する行動に専従していれば、流れは大きく変わっただろう。

当時は、スタンスを極限まで排除した、箇条書きによる情報の配布が有効だった。

現段階では、もう効果が無い。

現状のデモは、目も当てられぬ状態だ。

大衆への誠意が無いのは勿論、カッコ良さが微塵も無いのだ。

何のために・誰のために、デモをしているのか、包括的に精査した場合、非常に曖昧である。




原子力で、利権を得るのは誰か?

その利権者は、他にどのような利権を持つか?

それにより、原子力が利権の一部でしかないと、把握出来た場合は何をすべきか?

そこを見極めなければ、問題の是正には程遠く、相手にもされない。

そう、自分は命懸けで戦っているつもりでも、相手は命を奪う理由すらない状態だ。

それに気づけば、真に命をかけるべき事が見えてくる。

先ずは、そこからだ。

そもそも、たかがエネルギー問題の、端くれの改善に命をかける事は、聡明な大衆からすれば、拍子抜けな事である。

大衆の真の願いは、真に命をかけるべき事である。

それを、忘れてはいけない。

-----------------------------------------------------




十分な情報を取得した方々が、その想いを伝えたくて、
デモに参加しているのでしょうが、伝え方を工夫しなければいけません。

私自身は、封じ込め処置を事前に施し、極限までの安全性を追求した、
クリーンエネルギーとハイブリットな、原子力発電所の建設が好ましいと考えます。

原子力に手を出してしまった以上、廃棄物を安全に管理する上で、そのような象徴が必要と感じます。

まあ、原子力発電所に関しては、無いに越した事がありませんね。

個人的に、防空設備を全ての子力発電所に設けた方が、良い気がしています・・・。



今後のデモは、情報の伝達を意識すべきでしょう。

映像を再確認しましたが、デモなのかパレードなのか、わからないレベルですね。

デモには、世論を味方に出来るモノと、 世論を敵にまわすモノがあります。

今回の内容は、後者に近いです。

伝えるべきは何かを十分検討し、統率された行進・意思表示が必要です。