2011年04月01日 16:11 過去の問題を例に、福島原発の状況を考察してみよう。


※ 保管済とした動画は、『資料室』で保守しています。

以下は、日本で発生した、原子力関連事故のニュースだ。

これらは、氷山の一角と、認識して欲しい。




☆ 日本の原子力施設でも頻発する事故(保管済)

☆ 原子炉「ふげん」で重水漏れ:作業員が内部被曝(保管済)

☆ 浜岡原発3号機で放射性廃液漏れ:作業員29人が被曝

☆ 玄海原発3号機で作業員が計画線量超える被曝(保管済)




日本は、同じ過ちを繰り返している。

去年、愚の骨頂の一つが発生した。

もんじゅにて、燃料を交換する装置(3t以上)が、原子炉に落下した。

そして、装置が変形し、原子炉の蓋に引っかかった。

詳細は、以下の動画を参照して頂きたい。




☆ もんじゅ運転めど立たず 落下機器が変形 回収困難(保管済)




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※ 追加(2012/04/30)

☆ もんじゅの疑惑-1(保管済)

☆ もんじゅの疑惑-2(保管済)

☆ 運転を再開したばかりの「もんじゅ」で10回トラブル(保管済)

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以下のニュースも、参考となるだろう。




☆ 『もんじゅ』驚くべき作業ミス 制御棒の操作方法知らなかった

2010/5/13 19:10

 ナトリウム漏れ事故が原因で運転を停止していた高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)が運転を再開して、2010年5月13日で丸1週間を迎えた。14年5か月ぶりの運転再開だが、警報機の誤作動や、制御棒の作業ミスなどのトラブルが続出している。その中でも、作業ミスの原因は「増殖炉の根幹部分に当たる制御棒の挙動を作業員が十分理解できていなかった」という驚くべきヒューマンエラーによるものだ。

 トラブルは運転再開初日の5月6日から起きた。同日夜から翌5月7日にかけ、3台ある放射性物質検知器のうち1台が計6回にわたって、誤作動して警報を出した。ところが、もんじゅを管理する日本原子力研究開発機構は、5月7日午前10時の定例会見で発表せず、周辺自治体などから批判をあびた。

 ボタン「長押し」の必要性を作業員知らず

 さらに、5月10日夜には、出力を下げるための制御棒の操作でミスが発生した。「微調整棒」と呼ばれる制御棒を一番下まで挿入する手順では、残り6ミリの位置でいったん挿入を止めることになっている。その後はボタンを小刻みに押して慎重に降ろす手順になっているが、残り3ミリの時点で、計器の値に変化がなくなったことから、作業員は異常が発生したと判断。作業を中断した。

 本来ならば、この時点で、ボタンを「長押し」する必要があったのだが、その作業手順を作業員が把握していなかったことが作業中断の理由だ。実際には、機器に特に異常がある訳ではなく、作業中断から1時間40分後に作業が完了した。

 訓練用シミュレーターから「微調整棒」挙動抜け落ちる

 だが、驚くべきは、このトラブルが発生した背景だ。運転員は電力会社から出向しており、「もんじゅ」の運転は初めてだが、事前に「シミュレーター」と呼ばれる模擬運転装置で運転の練習をしていた。今回操作ミスが起きた「微調整棒」は、他の制御棒とは違って、最後の3ミリについては速度が4分の1に落ちるのだが、この挙動がシミュレーターには反映されていなかった。

 そのため、作業員は「最後は長押しする」という作業が必要だとは分からなかった。さらに、作業手順書にも問題があった。元々の作業手順書は「最後の3ミリは、制御棒が動くスピードが4分の1になる」という趣旨の記述があったが、今回行われている試験運転用に必要な手順だけを抜き出して作成した手順書には、この記述が抜け落ちていた。シミュレーターのみならず手順書でも、本物の「もんじゅ」の挙動を事前に知ることができなかったことが、トラブルにつながった形だ。

 原子力機構によると、現在60人いる運転員のうち、1995年のナトリウム事故の段階で運転経験があるのは8人のみ。いわば、「もんじゅ」の実際の挙動を知っている人がそれだけ少ないということで、作業スキルの伝承に不安を残す状況だ。

 川端文部科学相も、5月11日の定例会見で、

 「訓練・トレーニングしていたはずの根幹の部分で、どういうことで長押しできなかったのか」

 「制御棒の操作は根幹に関わる部分。どうしてそうなったのか、検証するように指示してある」

と、苦言を呈している。




☆ もんじゅ、上ぶた一部と一体回収 落下装置、40%試験「11年度可能」

2010.11.17 20:37

 日本原子力研究開発機構は17日、高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市)の原子炉容器内に落下した炉内中継装置の外観を調査した結果、装置の接合部が変形していることを確認したと発表した。今後、数カ月かけ新たな回収器具をつくり、原子炉容器上ぶたの穴の外側にある「スリーブ」と一体で引き抜く方針。大がかりな作業が必要なため、次段階の40%出力試験は大幅遅れの可能性が指摘されているが、原子力機構の辻倉米蔵敦賀本部長は記者会見で「2011年度内の開始は可能」との見通しを示した。

 炉内中継装置は直径46センチ、高さ12メートルの円筒状。燃料を通す案内管が2重になっており、外側は2本の筒を8本のピンでつなぎ合わせている。下から約5メートルの部分に接合部がある。

 原子力機構によると、同装置を通す上ぶたの穴とは別の計測器挿入用の穴から、先端に鏡が付いた器具を入れて接合部の外側を観察。本来すき間のない接合部に、8ミリのすき間があるのを確認した。9日の内面調査の結果などと総合して分析すると、落下の衝撃で上の筒の接合部が約5ミリ外側に張り出し、上ぶたの穴に引っ掛かると推測されるという。

 原子力機構は3・3トンの同装置と3・6トンのスリーブを一体で回収する方針で、新たなつり具や収容するケースなどを数カ月かけて製作する。素材などを検討した上で「年内には発注したい」としている。上ぶたの構造物の撤去など大がかりな作業となるため、経済産業省原子力安全・保安院による審査が必要となる可能性もある。

 辻倉本部長は、同装置を引き抜いた後、原子炉内に損傷などがないか調査する必要はないとの認識を示した上で、「(手続きを含めて考えても)40%出力試験の11年度中の開始は可能」と強調した。

 調査結果について県の石塚博英安全環境部長は「今後は具体的な回収方法や工程、40%出力確認試験に向けたスケジュールを原子力機構だけでなく国としても早期に明らかにしてもらいたい」と述べた。




☆ もんじゅ配管3本損傷 作業手順書記述ミス 福井

2011.1.29 02:08

 日本原子力研究開発機構は28日、高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市)で使用済み核燃料などを保管する炉外燃料貯蔵槽が空気に触れないよう密閉するプラグの取扱機の分解点検中、ドアバルブの密閉度合いを確かめる配管(ステンレス製、外径10・5ミリ、1・5~2メートル)3本が引きちぎられる事故があったと発表した。

 点検はメンテナンス・廃棄物処理建物内で行っており、環境などへの影響はないという。

 原子力機構によると、27日、作業員がドアバルブをクレーンで持ち上げた際、バルブに固定されていた配管が引きちぎられた。本来なら配管を取り外してからつり上げなければならないが、手順書には逆に記載されていた。プラグ点検は今回が初めてで、手順書の間違いに気がつかなかったという。




☆ 高速増殖炉『もんじゅ』課長が自殺 トラブル復旧を担当、今月中旬から不明

2011.2.22 11:26 産経

 日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で昨年8月に原子炉容器内に炉内中継装置が落下し、抜けなくなっている問題で、復旧作業にあたっていた燃料環境課の男性課長(57)が自殺していたことが22日分かった。

 関係者によると、課長は今月14日、同市内の山中で遺体が発見された。現場付近から遺書なども見つかったことから、自殺とみられるという。今月中旬に行方不明になり、家族から福井県警敦賀署に捜索願が出されていた。

 燃料環境課は、燃料交換などを扱う部署。40%出力試験に向けた昨年夏の炉心確認試験前後からトラブルが多発している。関係者によると、同課は国のヒアリングなどを受ける機会も多く最も忙しい部署。課長も同部署の勤務が長かったという。




もんじゅは、日本国民を皆殺しにする、内包危機の一つである。

以下は、もんじゅを維持しなければならない理由だ。




☆ もんじゅ再開の意味するもの:潜在的核兵器保有国日本:「核抑止力に相当するものをもんじゅによって日本は持っている」

「外交上の隠れたパワーになっている。核抑止力に相当するものをもんじゅによって、日本は持っているという側面があることは確か」

(元原子力委員会委員九州大学大学院吉岡斉教授)

エネルギー資源のほとんどない日本にとって、資源が増殖するという夢のような技術が喉から手が出るくらい欲しいのはよく理解できる。

しかし、それは原理的に可能というだけであって、実用化できるかどうかは別の問題だ。

そして、技術的に極めて困難であることは、日本を除く先進諸国が増殖炉から早々と撤退したことからも分かる。

それでも尚、日本が高速増殖炉を推進したいいくつかも理由がある。

一つは、資源の乏しい日本にとって極めて魅力があるということ。

しかも、“国産"のエネルギー源となる。

また、“クリーンエネルギー"などと称して、原発の増設を進める鳩山政権にとって、核燃料サイクルの確立は急務の課題でもある。

原発の国内での増設だけでなく、海外への原発“売り込み"においても、高速増殖炉や再処理技術の確立は急務を要する。

この間、海外への原発の“売り込み"において、韓国やロシアに“敗北に次ぐ敗北"を喫している日本は、使用済み核燃料の引き受けなどの、“売り込みサービスセット"などをも“セット販売"しないとロシアやフランスとの販売競争に勝てない。

そういう観点からも、もんじゅ再開を急いだのだ。

更に、元原子力委員会委員九州大学大学院吉岡斉教授の述べているように、プルトニウムを大量に保持しているということは、潜在的核兵器保有国であるということでもある。

宇宙ロケットという名のロケットは、大陸間弾道ミサイルに転用可能であり、プルトニウム処理技術は、いつでも核兵器への転用可能を意味する。

日本の技術力をもってすれば、いつでも好きな時に、長距離核ミサイル所有国となれるのだ。

もちろん、現在の日本は、内外の諸事情により、核兵器保有国にはなれないが、国際情勢の緊迫化や、国民意識の変遷によっては、“いつでも核兵器保有国"になりうるのであり、そういう潜在的核兵器保有国ということは、現在でも国際政治においては、「外交上の隠れたパワー」となっており、鳩山政権もまた、自民党政権と同様、そういう“カード"を保持しておきたいのである。

潜在的核保有国であり続けるためには、大量の兵器級プルトニウムを所有していることに対して、国際社会に対する“口実"が必要なのであり、もんじゅを廃炉にすると、その“口実"がなくなってしまう。




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※ 補足(2011/11/20)

もんじゅの落下物は、回収された模様である。

だが、原子炉の損傷に、曖昧な部分があるそうだ。

そもそも、もんじゅの抑止力神話は、安全神話による捏造だった事を、アメリカ軍と自衛隊のスタッフに確認した。

要は、もんじゅに軍事的な抑止力は存在しない。

以下は、それに関した日記である。

☆ 原発は、本当に安全なのか?

核分裂の原爆・核融合の水爆を、遥かに超えた超兵器がある以上、原子力関連施設が、自爆装置でしかないのは当然だった。

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続いては、記憶に残る、もんじゅの事故を参照しよう。




☆ もんじゅナトリウム漏れ事故の映像(保管済)

※ 解説

これは、1995年に発生した事故当時の、もんじゅ内の映像だ。

事故の概要は以下となる。

1995年12月8日、試運転中の高速増殖原型炉もんじゅで、2次冷却系配管からナトリウムが漏洩する事故が発生した。

2次冷却系配管室で、配管のナトリウム温度計が、通常480℃のところ600℃の目盛りを振切ってしまい、
何度になっているか判らないほど高温になった。

これにより、中央制御室の運転員が、煙が発生している事を確め、ナトリウム漏洩が発生している事を確認した。

たが、漏洩量を確かめる指示計に、大きな変化がなかったので、小規模な漏洩と判断し、
原子炉を通常の手順で停止する操作に入った。

この操作を行っている頃、火災検知器が発報した部屋が急激に増加したため、
運転員が配管室の扉を少し開け、内部を確認すると煙が増加していた。

それにより、原子炉を手動で緊急停止した。

原子炉停止後、配管内のナトリウムの抜き取り操作を行い、換気系の運転を停止した。




ここまでの状況を確認すると、日本は当時より危機管理意識が乏しく、現状は大幅に衰えている。

下の動画を見ると、フランスの原子力事情も、芳しくない事が伺える。




☆ 無いはずのプルトニウムを発見、解体中の仏核施設から(保管済)

※ 解説

フランスの原子力施設の解体中に、管理記録に存在しない、39kgのプルトニウムが発見された。

管理記録では、プルトニウムの貯蔵量は8kgだった。

このプルトニウムの量は、5基の原爆の製造に、十分な量だと言われている。

プルトニウムは、施設内に分散し安置されていた。

その発見の報告が、4カ月後に行われている。




結局、各国の原子力事情を見つめると、我が国より大分マシではあるが、それなりにボロボロである・・・。

福島第一原発周辺住民(80km 圏内)は、絶望的な災厄に見舞われている。

このままでは、以下と同じ道を辿るだろう・・・。




☆ 放射性廃棄物最終処分場アッセ周辺で白血病 甲状腺ガンが顕著に増加(保管済)




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※ 追加 2012/4/30

☆ ドイツ:アッセ核廃棄物貯蔵所に浸水:二進も三進もいかない核のゴミ(保管済)

☆ ドイツ:アッセの核廃棄物貯蔵庫に重大な欠陥(保管済)

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今後、日本で健康被害が発生しても、放射線との因果関係は無いとし、それを認定せぬ方針だ。

杞憂すらせぬのは、それに基づいている証拠である。

健康被害の保障は勿論、大規模な避難コストを削減出来るのは、現政権にとって至上の喜びだ。

連日、展開される安全報道は、それをより強固にするための、アリバイを形成しているにすぎない。




このままでは、我々の未来は、日本政府・大手報道に強奪される。

やはり、傀儡政府であり、偽政者の集まりであると、内閣・民主党を認識しなければならない。

国民は、民主党を選んだかもしれないが、クーリングオフする権利は、確実に持ち合わせている。

国家は、国民のために存在する。

それが、民主主義だ。

現状の民主党は、そのスタンスが反転し、大戦時の政府と、遜色のないクオリティに到達している。

確かに、国が滅びれば、本末転倒ではある。

だが、国民が存在しなければ、国家は成り立たない。

それでは、悲惨な人の集まりだ・・・。




統計で考えていいのであれば、確実に健康被害が出る。

政府は、その被害者の人数を、ギリギリまで増やそうとしている。

以下は、福島第一原発周辺に居住する人々の、未来になりかねない映像だ。

福島第一原発は、チェルノブイリの十分の一~五分の一のスケールで、放射線を放出している。

しかし、土壌汚染の度合いが、チェルノブイリを超えてしまっている部分がある・・・。

何かと、スケールに差異があるが、これに近づく一方だろう。

将来において、以下のような番組が、日本を対象に流れない事を願う。




☆ チェルノブイリ原発事故その10年後 1/3(保管済)

☆ チェルノブイリ原発事故その10年後 2/3(保管済)

☆ チェルノブイリ原発事故その10年後 3/3(保管済)

☆ チェルノブイリ事故から20年 その1(保管済)

☆ チェルノブイリ事故から20年 その2(保管済)

☆ チェルノブイリ事故から20年 その3(保管済)

☆ チェルノブイリ 人体汚染1(保管済)

☆ チェルノブイリ 人体汚染2(保管済)

☆ チェルノブイリ 人体汚染3(保管済)

☆ チェルノブイリ 人体汚染4(保管済)

☆ チェルノブイリ原発 隠されていた事実1(保管済)

☆ チェルノブイリ原発 隠されていた事実2(保管済)

☆ チェルノブイリ原発 隠されていた事実3(保管済)

☆ チェルノブイリ 25年 知られざる真実 (保管済)

☆ 地獄のチェルノブイリ 1/2(保管済)

☆ 地獄のチェルノブイリ 2/2(保管済)

☆ チェルノブイリ特集 最終回 少女の体に放射能は 衝撃的レポート(保管済)

☆ チェルノブイリ 原発事故 甲状腺がん診察風景(保管済)





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※ 補足(2011/11/20)

福島第一原発から放出された、放射線物質の総量は、チェルノブイリと同等~3倍との見解がある。

確実なのは、チェルノブイリは、広島型原爆500個分とされ、福島第1原発から放出された、
放射性セシウム137は、広島型原爆168.5個分とされている事だ。

チェルノブイリで検出された、核種の数(約30種)に対し、福島の核種の数は、同等かそれ以上である。

東京電力の社員は、未知の存在がある可能性を指摘されている。

現状で、福島第一原発を要因とした、奇形児が生まれるのは確実だが、日本政府がテキパキと廃棄されるとの事だ。

また、顕著化しても、他の要因を原因とする方針だ。

日本政府・大手報道は、聡明な人々の言葉を遮断した。

これが、歴史的な大罪にならないか懸念する。

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初期の段階で、武田邦彦教授は、以下の情報を伝えていた。

この対応には、深く感謝したい。

どうして、このような方が、政府にいないのか残念でならない。

以下は、この日記をまとめる最中に発見した。




☆ 武田邦彦教授より 原発緊急提言01「水素爆発」 2011.3.14

☆ 武田邦彦教授より 原発緊急提言02「核爆発」 2011.3.14

☆ 武田邦彦教授より 原発緊急提言03「被曝を避けるには」 2011.3.14

☆ 武田邦彦教授より 原発緊急提言04「地震て?倒れる!?」 2011.3.14

☆ 武田邦彦教授より 原発緊急提言05「逃げるなら」 2011.3.14




私が、最大に感謝をしたいのは、現場で働く作業員の方々だ。

我々は、普段の放射線の影響で、健康を害している。

ただの作業服と言って過言ではない、放射線防護服とは言えぬ代物で、
自分の命と未来を犠牲にしてまで、全国民・全人類のために健闘してくれている。

政府には、一刻も早く彼らの未来を考え、早急な対策をして欲しい。

そうしなければ、以下のような事態になりかねないからだ。




☆ 東海村JCOバケツ臨界ウラン放射線・放射能被爆事故 1(保管済)

☆ 東海村JCOバケツ臨界ウラン放射線・放射能被爆事故 2(保管済)

☆ 東海村JCOバケツ臨界ウラン放射線・放射能被爆事故 3(保管済)

☆ 東海村JCOバケツ臨界ウラン放射線・放射能被爆事故 4(保管済)

☆ 東海村JCOバケツ臨界ウラン放射線・放射能被爆事故 5(保管済)

☆ 隠された被爆労働~日本の原発労働者1(保管済)

☆ 隠された被爆労働~日本の原発労働者2(保管済)

☆ 隠された被爆労働~日本の原発労働者3(保管済)




福島第一原発を原因とした放射線物質は、流通する食品に混入していなかった。

そう、我々が摂取していた、あらゆる存在に入っていなかった・・・。

だが、今後において政府は、放射線物質混入を当然と扱う方針だ。




最後となるが、我々は生ある限り、前に進まねばばらない。

我々には、未来を歩む命と、未来を築く力がある。

今後、それを強く問われる時代が来るだろう。

私は、最善を尽くし、前進を続ける。




将来、以下の問題を含め、日本の経済は貧窮する。

だが、それを打ち破る方法が、 我々には残されている。

政府には、それを実施して頂きたい。

我々が本気を出せば、そんな事は造作もない。




☆ 福島原発「廃炉には100年以上、費用は天井知らず」

「けさ単」コーナーは「廃炉作業」。福島第1原発の廃止は間違いないとして、実際どんな手順になるのか。菅首相はきのう(2011年3月31日)、「廃炉は国際機関にオープンにしないといけない」と語ったが、当然だろう。福島の経験は世界の経験にしないといけない。

 スリーマイル6年、チェルノブイリ78年

 すでに通常の廃炉作業が現在進行中なのが日本初の原発「東海原発」(茨城)など4つあると井上貴博アナが解説する。東海原発は32年間運転して1998年に停止。3年かけて燃料を取り出て英国で再処理。原子炉の放射能レベルが10分の1まで下がるまで12年待って、放射能の中での解体作業に5年、最終的に廃炉作業が終わるのは2020年という。正常でもこれだけかかる。

 79年に炉心溶融事故を起こしたスリーマイル島原発は、燃料の取り出しに6年かけたが、一部は残ったまま。いまも監視状態にある。これまでに9億ドル以上の費用がかかっている。

 チェルノブイリ原発(86年)は原子炉が爆発した。消火や砂、鉛などを投入し、建物全体をコンクリートで覆う「石棺化」をやった。しかし、燃料の95%は残っており、コンクリートの老朽化の懸念もあるが、一応の事業終了は2064年となっている。事故から78年だ。

前代未聞「原子炉3基プール4槽」同時廃止

 では、今回の事故はどうなるのか。専門家は燃料が取り出せればスリーマイル島型、 ダメならチェルノブイリ型になるという。しかし、建屋が壊れてクレーンが使えないのだから、原子炉3つ、燃料貯蔵プール4つが全部チェルノブイリにならないとも限らない。最終的には100年単位の話だろう。

  費用はいまでも1兆円がかかるといわれる。期間はいつまでかかるのか。土壌が汚染された周辺市町村には当分人は住めないのだ。諸葛宗男・東大特任教授は「燃料を取り出すのがベストだが、中がどうなっているのかを見ないとわからない」という。

さすがのみのもんた(司会)も一言もなかった。