2015年04月18日 22:37 3Dプリントモデル-カメラケージ CAGE-02
今後、オプションのダウンロードページを追加します。
それにより、ページの構成が若干ですが変化します。
徐々にとなりますが、アイテム・オブジェのモデルデータを追加します。
□ はじめに
当方が精製した、3Dプリンタ向けのモデルデータを配布しています。
作例の一つとして、参考になればと想います。
3Dプリンタ(3D Magic Egg MF-1050)を前提に、プリントデータを精製・調整しています。
PLAフィラメント・積層ピッチ0.4mm・充填密度40%以上での出力を推奨します。
積層ピッチを、より精細にすると、ナットを入れる穴が、若干緩くなります。
その場合は、必要に応じてナットを填めて頂くか、ナットを接着(セメダイン スーパーX クリアを推奨)して下さい。
セメダイン スーパーX クリアを推奨としましたが、ボンド ウルトラ多用途SUでも大丈夫です。
安価な瞬間接着剤を使用すると、白化現象等の発生により、手間が増える場合があります。
3Dプリンタの性能により、十分な結果が得られない場合があれば、プリントが不可能な場合もあります。
不可能としましたが、3Dプリンタには特有の造形サイズがあります。
そのため、その最大値を超えてしまえば、正常に出力するが叶いません。
MF-1050の最大造形サイズは、200×200×170mm(幅×奥行×高さ)です。
幅と奥行きが同等で、高さが50mm以上であれば、サイズ的な問題はありません。
十分な結果が得られぬとしましたが、解像度(積層ピッチ)や素材の違いで、様々な差が発生してしまいます。
充填の密度により、強度に差が生じます。
3Dプリンタのハード・ソフトによる、仕様に準じた格差もあります。
故に、推奨する素材・解像度・充填密度を記載していますが、大まかな目安と扱って頂きたい所存です。
コチラは、より高額なカメラケージを購入する前に、その必要性を見定めるためのサンプルです。
CAGE-02は、中型のレンズ交換式カメラを念頭としています。
ただし、当方が所有しているカメラに、重点を置く形で精製を進めました。
パーツの変更により、それを緩和する事が可能です。
私が、3Dプリンタの性能を評価するに用いる、実用も可能である見本の素養を有しています。
カメラケージは、需要が限られ(安くなり難い)、高額に位置する存在です。
勿論、価格を抑えた製品もあります。
どちらも、大概は金属で個体が形成されており、それに応じたデメリットがあります。
だからこそ、それでしか得られぬメリットもあります。
デメリットとしましたが、持ち運びが手軽ではない(重量があり、モノによっては分解が出来ない)。
メリットとしましたが、高度な安定性・安全性を有しています。
CAGE-02は、軽量でパーツ単位への分解が可能で、そこそこの強度を有しています。
ただ、強度を向上するにも限度があり、組立に些少の手間が必要です。
指定のカメラであれば、フラッシュの開閉・バッテリーの交換・SDカードの交換・端子への接続(左側)が円滑です。
前提となる条件により、メリット・デメリットは、相対的 対称的に変化します。
想定を超える有事において、ソレが逆転するケースもあります。
見定めながら、バランスの調整を進めましたが、ソレは個人的な見解に基づいており、十分であれば・不十分でもあります。
それによる、過剰・不足の察知が出来ましたら、アップデートを加えて参ります。
フリーの素材として、ファイルの配布を実施しますが、二次配布を禁止させて頂きます。
加えて、ファイルをベースに商品を量産し、販売する行為も禁止とさせて頂きます。
※ オプションのダウンロードページが整いましたら、上記の条件を変更します。
□ 構成見本 (カメラケージ(標準構成-GH3・GH4専用) + サイドグリップ + センターグリップ)
□ 部品種目
カメラケージ(標準構成-GH3・GH4専用)
サイドグリップ
センターグリップ
ボルト・ドライバー
モニター・シールド
各種アンダーセット
□ カメラケージ(標準構成-GH3・GH4専用) Ver.1.5
Panasonic DMC-GH3・DMC-GH4に向けた、軽量かつ堅牢なカメラケージです。
パーツの変更(主に、アンダーセット)により、ケージの汎用性が変化します。
別途、バリアングルモニターを保護する、オプション(モニター・シールド)があります。
□ 立体画像
□ 完成写真
□ 仕様
寸法(幅×奥行×高さ)
19.8×5.9×13.6cm
□ 部品(組立方法にて、以下の部品を頭のアルファベットに置換えて説明します。)
別途(3Dプリントとは別に)、ケージを構築するに必要な部品です。
A:ユニクロメッキ・六角ナット W1/4 (必要数:24個)
B・B2:ユニクロメッキ・六角ナット M5 (必要数:24個)
C:ユニクロメッキ・小ねじ なべ頭 5×15 (必要数:12本)
D:ユニクロメッキ・六角ボルト 1/4×16 (必要数:1本)
1. 各パーツとボルト・ドライバーのファイルをダウンロードしプリントする。
2. 各パネルに、AとBのナットを填め込む。
ナットの抜き差しは、逆側から通したボルトにナットを噛ませ、引っ張ったり押したりすると楽です。
差し込みは、ボルト・ドライバーにボルトを噛ませ、回転させてナットを引き込むも良いでしょう。
3. アンダーパネルに、ベースパネルを乗せて、ベースバーを差し込んで、ベースロックを被せる。
4. B2のナットを溝に縦に挿入し、左右の保護パネルを挟んで、Cのネジで各パネルを結合する。
溝の幅が広めなので、一辺ずつ仮止めを行い、最後にシッカリと閉めて下さい。
5. Dのボルトを、ボルト・ドライバーに填め、カメラの固定に利用する。
□ 完成写真
□ 仕様
寸法(幅×奥行×高さ)
1.9×2.1×12.0cm(握る部位の部品)
□ 部品(組立方法にて、以下の部品を頭のアルファベットに置換えて説明します。)
A:ユニクロメッキ・六角ナット W1/4 (必要数:20個)
B:ユニクロメッキ・六角ナット M6 (必要数:4個)
C:ユニクロメッキ・小ねじ なべ頭 5×15 (必要数:8本)
D:ユニクロメッキ・小ねじ なべ頭 6×20 (必要数:4本)
E:和気産業 やわらかグリップ ISG-003 (必要数:2本)
Eの入手が困難な場合は、コチラのグリップを御利用下さい。
1. 各パーツのファイルをダウンロードしプリントする。
2. 各パーツに、AとBのナットを填め込む。
6. Bのナットを填めたグリップを、E(和気産業 やわらかグリップ ISG-003 )に挿入する。
4. Cのネジで、ケージに左右のパネルを結合する。
5. Dのネジで、グリップを結合する。
□ センターグリップ Ver.1.0
CAGE-01・CAGE-02共通のセンターグリップです。
サイドグリップと組み合わせ、キューブを前額部に当て運用すれば、安定した撮影が可能となります。
□ 立体画像
□ 完成写真
□ 仕様
寸法(幅×奥行×高さ)
2.8×3.0×12.0cm(握る部位の部品)
□ 部品(組立方法にて、以下の部品を頭のアルファベットに置換えて説明します。)
A:ユニクロメッキ・六角ナット M6 (必要数:2個)
B:ユニクロメッキ・小ねじ なべ頭 6×20 (必要数:2本)
C:ユニクロメッキ・六角ボルト 1/4×16 (必要数:6本)
1. 各パーツのファイルをダウンロードしプリントする。
2. グリップに、Aのナットを填め込む。
3. Bのネジで、グリップとグリップサイド(Dとする)を結合する。
4. Cのボルトで、Dとケージとグリップベースを結合する。
□ 完成写真
□ 仕様
寸法(幅×奥行×高さ)
2.8×2.8×1.1cm
□ モニター・シールド Ver.1.0
取っ手として利用する事により、バリアングルモニターへの負荷を軽減します。
特定の条件(人集の後方より、カメラを掲げての撮影等)における撮影に有効です。
□ 立体画像
□ 完成写真
□ 仕様
寸法(幅×奥行×高さ)
5.5×5.0×6.9cm
□ 部品
ユニクロメッキ・小ねじ なべ頭 5×10 (必要数:2本)
□ ダウンロード
モニター・シールド OBJ(182kb)・STL(144kb)
□ 組立方法
アンダープレートをベースプレートに乗せ、以下のボルトで画像のように接合して下さい。
ステンレス・六角穴付ボルト 6×10(必要数:2本 使用レンチ:5mm)
ボルトは、限界まで締めずに、2mm程度の遊びを持たせて下さい。
■ セット B
填め込みにより組立てます。
互換性(GH3・GH4)を維持し、ケージの汎用性を向上します。
□ 立体画像
■ セット C
セット Bと、能力・機能・作用は同等です。
接着(セメダイン スーパーX クリアを推奨)により組立てます。
□ 立体画像