2012年04月25日 16:50 京都・亀岡事故への日記


作業の傍ら、事故を見つめ、以下の日記をMIXIに投稿した。

☆ 交通事故:児童列に車、3人重体…18歳逮捕 京都・亀岡

2012年04月23日 09時21分

 23日午前7時55分ごろ、京都府亀岡市篠町篠上北裏(しのちょうしのかみきたうら)の府道で、集団登校中の市立安詳(あんしょう)小の児童の列に軽乗用車が突っ込んだ。府警によると、小学1?5年の男女9人(6?10歳)と付き添いの保護者の女性(26)がはねられ、児童3人が意識不明の重体、女性を含む4人が重傷、3人が軽傷を負った。女性は妊娠中で、この事故のため胎児が死亡した。府警は、無免許で車を運転していた亀岡市の無職の少年(18)を自動車運転過失傷害の疑いで現行犯逮捕した。

 ◇7人重軽傷、胎児が死亡

 府警によると、逮捕された少年は運転免許証を持っていなかった。逮捕後、「事故を起こしたのは間違いない」と供述しているという。当時、車にはほかの少年2人が同乗していた。少年らは「一晩中、車で走っていた」などと話している。府警は事故の経緯について少年らから詳しく事情を聴いている。

 安詳小は現場の西約200メートルに位置している。現場付近は緩やかな左カーブで、事故当時、児童らは道路の右側を歩いていた。現場は当時、通学時間帯のために、西向きの一方通行に規制されていた。

※ 意見(2012年04月23日14:44 )

悲痛な事件が起きてしまい残念である。

何より、子供達の意識が回復する事は勿論、被害者の肉体に大きな欠損が無い事を願う。

流産された女性の悲しみは、同じ経験をした者でない限り、理解するのは本質的に不可能だ。

だが、共有の努力により、多少なりとも和らげる事は可能である。

だからこそ、周囲にはベストを尽くして頂きたい。

旦那さんの気持ちを考えると、いたたまれない感情に苛まれる。

被害者の周囲が抱く感情を辿ると、それはキリ無く広がって行く。

あまつさえ、怒りや悲しみが、 我々の心を突き抜ける。



私は、中学生の頃、乗用車に跳ねられ、左足のふくらはぎから、骨が飛び出した事があるが、
子供達が味わった恐怖は、少なくともそれ以上と推察する。

全身打撲・開放性骨折の痛みは、相当なモノだった・・・。

被害者の方々は、苦しまれている最中だろう。

少しでも早い回復を祈る。




永遠に償う事が皆無である、贖罪不能の罪が積算している。

肉体と精神に、悠久の憂いを齎した容疑者には、深い反省の念を抱き、可能な限り、被害者に尽して欲しい。

同乗者が、無免許を把握していたのであれば、悔改めさせる必要性が、十二分にある。

多重犯罪を犯した容疑者と、重罪の共犯者となり得る少年達は、
被害者への多大な重責を果たしつつも、より正しき道を歩まねばならない。

罪人に出来る事は、法に裁かれる事と、被害者に謝罪を続け、再び間違いを犯さぬ事だ。




我々は、不完全な存在だ。

故に、間違いを犯す場合がある。

それを自覚する事で、大きな間違いとの、決別が必要だ。

無残な感情に走れば、犯罪者と同類となる。

それは、適宜ではない。

私は、より多くの人々と共に、より良き道を歩みたい。

ただ、それだけだ。




容疑者の年齢や状態を考察すると、被害者が極大に理不尽な状況に晒されている。

この理不尽を、相殺出来ぬ実情が悩ましい。

実に変えたい世の中である。




☆ 登校中に車 小学生と妊婦が死亡

 23日朝、京都府亀岡市で登校中の小学生の列に軽自動車が突っ込んで10人がけがをした事故で、意識不明の重体になっていた小学校2年生の女の子と26歳の女性の2人の死亡が確認されました。

 女性は妊娠中でお腹の赤ちゃんも助かりませんでした。 このほか小学生2人が意識不明の重体です。

※ 意見(2012年04月23日15:37)

どう足掻いたところで、贖罪が果たせぬ罪が、さらに深刻な状態になってしまった。

容疑者のためにも、可能な限り重い刑を望む。

そうしなければ、過ちは繰り返される。

そうでなくとも繰り返されるが、歯止めは確実に必要だ。




☆ 京都・亀岡事故:小2と26歳女性の2人死亡

2012年04月23日 15時23分

 京都府亀岡市の府道で、集団登校の児童らの列に車が突っ込んだ事故で、京都府警は23日、市立安詳小2年、小谷真緒さん(7)と、負傷した別の児童の保護者の松村幸姫さん(26)=いずれも同市篠町篠下西山=の2人が死亡したと発表した。松村さんは妊娠約7カ月で、松村さんの死亡前に胎児の死亡も確認された。

 府警は自動車運転過失致傷容疑で現行犯逮捕した少年(18)について、同過失致死容疑に切り替えて調べている。このほか児童2人が意識不明の重体となっている。

※ 意見(2012年04月23日17:40)

遺族の方々に、かける言葉が思いつかぬ。

もし、友人・知人であれば、尚更だろう。

気を落ち着かせるアプローチが出来ても、それ以上は、誰しも困難な事だ。

逆に、犯人に対しても、気休めの言葉と、一人の人間として何をすべきか、建前を並べるしかない。




そもそも、最低限のモラルを守っていれば、発生しなかった、凄惨な殺人事件である。

容疑者は、三人の人生・生命を強奪し、そこから派生する、生命の可能性を蹂躙した。

そして、己とその周囲の人生は勿論、多数の被害者とその周囲の人生を狂わせた。

もはや、死刑だろうと、何百年服役しようと、罰を受ける事は出来ても、贖罪を果たす事は皆無だ。

例え、自ら命を断とうと、死んで逃げただけとなる。

そう、己にすら、償う事は超絶絶頂に不可能である。

そんな存在には、気休めと建前が限界だ。




被害者からすれば、刑の執行こそ建前で、気休めに多少なるかも知れぬのが実情だ。

三人の冥福を祈りたいが、この理不尽では、そう明確に記す事を躊躇してしまう。

容疑者には、本質的な罪を受け止め、可能な限りの誠意を示して頂きたい。

それにしても、報道の古い悪習と、不手際が目に余る。

社会・人間の不完全さを含め、大幅な是正が必要だ。




※ 追記(2012年04月25日)

主犯となった容疑者に、情状酌量の余地は微塵もない。

被害者の容態・容疑者の様態の、明確性が上昇するにつれ、最初からないモノが、擦り減って行く。
嫌な気分である。




この事件の共犯者は、ニュースから推察しても、2人では済まされないだろう。

以下のニュースのように、無免許を容認した者が、多数いると伺える。

車を貸した者が、容疑者の無免許を、把握していなかったか、気になるところだ。




☆ 「入れ替わりで複数友人乗せた」ほう助容疑逮捕2人以外も同乗か 亀岡・暴走事故

2012年4月25日 11時44分

 京都府亀岡市の府道で集団登校中の小学生らの列に軽乗用車が突っ込み、10人が死傷した事故で、自動車運転過失致死傷と道交法違反(無免許運転)の両容疑で送検された亀岡市の無職少年(18)が、京都府警の調べに対し「(事故前に)入れ替わりで複数の友人を車に乗せた」と供述していることが25日、捜査関係者への取材で分かった。

 府警は友人の特定を進め、少年の無免許運転を知っていた可能性もあるとみて事情を聴く方針。

 捜査関係者によると、少年は事故前日の22日夜、道交法違反(同)の幇助容疑で逮捕、送検された同乗の専門学校の男子生徒(18)=同市=と大学1年の男子学生(18)=同府南丹市=とドライブ。23日朝まで一晩中、亀岡、京都両市内を中心に走行を続けたが、少年は途中のコンビニなどで、同乗の2人以外に複数の友人が交互に車に乗り降りした、と供述しているという。

 また、少年が「無免許運転を繰り返していた」と供述していることも判明。府警は、少年が日常的に友人らとともに無免許でドライブをしていた可能性があるとみて調べている。




現在、容疑者三人の情報が出回っている。

以下の情報が、確実かどうかは、関係者でなければ判らない。

☆ 犯人少年の本名写真を特定するスレ(京都 無免許 殺人運転)

☆ 犯人の写真・本名晒される

この、殺人事件の容疑者情報が『流出』したと言う事は、
警察・報道・家族・知人・友人やその周囲に、裏切り者がいる可能性が濃厚だ。

何より、そうでなければ、犯人と証明する事が皆無である。

証明者の介在が無ければ、その情報の扱いにおいて、新たな犯罪に加担する可能性が濃厚だ。

我々は、新たな犯罪の、共犯者になる事は勿論、稚拙な目論見に、振り回されてはならない。

既に、思い込みによる、間違いが発生している。




確かに、この犯人に関しては、実名を公開せねば、今後の憂いが祓えぬと考察する。

しかし、曖昧な情報の流布は、由々しき事態として、受け入れる必要がある。

さもなければ、歪みが広がる一方だ。




報道が、自らへの批難を己で伝え、何者かが趣味で情報を流出させる。

目も当てられぬ惨事である。

犯人も醜いが、それを叩く連中も、感情に踊らされた化け物となる。

犯罪者と報道に振り回され、感情のまま動作する怪物は、無様で可愛そうな被害者だ。

真の正義は、どこにある?