2012年01月21日 01:09 歪んだ世界の哲理を、切り裂く刃となる。
我々のプラットホームでは、金銭の授受が、生活の基盤となる。
故に、徐々に破綻へと、接近して行く。
それは、大概の取引が、等価交換ではないからだ。
要は、サービスを提供する側が、大いに儲かる仕組みである。
確かに、仕入れ値に対し、上乗せした額で販売するのは、その者の生活のため、至極当然の事である。
しかし、バランスが伴わぬため、基本は磨り減る一方なのだ。
そもそも、秩序が崩壊した、不要なビジネスが、横行している。
そのため、多大な不具合が発生する。
そして、様々な業界の、下層から上層へと、そのシワ寄せが、浸潤するのだ。
そう、発展性が微塵もない、袋小路の世界に、我々は存在する。
そこで人々は、稼ぐため躍起となる・・・。
挙句の果てには、奪うため躍起となるのだ・・・。
その果てに待ち構えるは、永遠の虚無だけだ。
結局の所、金銭が中心となる、歪な社会しか築けなかった不幸は、全人類にとって、極大の痛恨事だろう。
この、無残で二束三文な、忘却の社会では、何かを果たそうとも、
何かを得ようとも、全ては瞬く間の、淡い幻となる。
故に、全てを根底から、刷新しなければならない。
そう、腐った虹色の時代と離別をしなければ、本懐を本質的に遂げる事も出来ずに、
ただ無作為に食い散らかされ、我々は終焉を迎える。
そうはならぬため、何かを残し続けられる、澄みきった世界へと、校正しなければならない。
さて、飼い慣らされた怪物が、解き放たれる前に、人々が報われる時代が、到来するのだろうか?
もしくは、超絶の試練に薙ぎ払われ、後に人々は、目を覚ますのだろうか?
それとも・・・。
少なくとも、現状のままでは、日本と世界に、破滅の時が来る。
だから、連中は放射線問題に対し、無頓着でいられるのかもしれぬ。
そう、荒野で悶え苦しむ人々の事は、過去の杜撰な政治家からすれば、どうでもいい事なのだろう。
あの、福島第一原発から、解き放たれたのは、有害な放射性物質だけではないのだ。
放射性物質とは別に、遅効性の超毒物が、四方八方へと、大量に撒き散らされた。
それを大衆は知り、立ち向かう必要がある。
果てなき世界に思いを馳せ、見つめいずるは、虚構の黄昏・・・。
人類は、愚かな過ちを忘却し、無限に罪を繰り返す。
死に邁進する、愚かで愛すべき人類は、滅びゆく世界に、凶悪な接吻を繰り返す。
人よ、懐古せよ、温かい記憶を・・・。
人類よ、すべからく見よ、過去の過ちを・・・。
だが、暗澹を切り裂くのは、国家と世界を憂いた者達がする事だ。
それが、間違った行動でなければ、大衆は寄り添って来るだろう。
私は、そのための、一振りの刀剣となる。