2011年09月18日 01:33 歯医者『ビクともしませんでした(;ω;)』
先日、親知らずの抜歯に参ったが、近所の歯医者には、手に余る状態だったようだ。
結果、歯の上部が取り除かれたが、それ以外は残留している。
結局、帝京大学付属病院の口腔外科に、引き継がれる手筈となった。
だが、年を重ねようとも、歯の治療への恐怖が和らぐ事はない。
戦場で銃撃に晒され、脚や腕を負傷しようとも、己で手際良く止血を行い、
勇猛果敢に職場を突き抜ける兵であろうと、歯医者への恐怖には敵いはしない。
歯医者にかかれば、どれほど屈強な戦士でも、恐怖に震える幼子のようになる。
木が脚に突き刺さり、右手の人差し指を裂かれ、右太腿にナイフを刺され、
自動車に撥ねられ、左脚内側の脹脛から、皮膚を突き破り骨が飛び出し、
頭に銃を突きつけられたが、歯医者と比べれば、可愛いモノである。
私は、歯医者が恐ろしい・・・。
あまつさえ、さらに研ぎ澄まされた、口腔外科の猛者と対峙しなければならぬのだ。
私は、その戦場から、無事に帰還を果たす事が、出来るのだろうか?
例え、帰還したとしても、残りの人生をベッドの上で、『ポリンキー』と連呼し続ける、
かつては人であった存在へ、著しく豹変するのではと、強く危惧しているのだ。
私は理不尽を斬り裂き、巨悪に風穴をあける、
銃剣になると考察するが、歯医者には簡単にへし折られる。
とても、とても、情けない話である。