2011年05月20日 07:46 新たな品不足と、何らかの混乱が巻き起こる可能性・・・。


今後、急激な勢いで、事実が明るみになった場合、以前より高度なレベルで、品不足の発生が懸念されます。

あまつさえ、何らかの混乱の発現が、推察されます。

ですが、大衆が危機管理能力を、大幅に殺がれているので、大した変化が無いかもしれません。

この考察をするのは、メルトダウンの可能性を公式に認め、水蒸気爆発の可能性を、東京電力が調査すると表明し、
日本政府・東京電力が、多大な責任を免れる調整が、粗方完了した現段階で、小出 裕章さんが国会に招致されるからです。

要は、現状の対応のままでは、日本政府は何処までも失墜を続け、
責任を問われたくない勢力まで、表に引きずり出される末路を描きます。

そのため、特定のタイミングで、方針の転換が実施されると考察するのです。

その、キーパーソンとして小出 裕章さんは、有効性の高い人材となります。

彼は、原子力を推進するための、最高の批判者として優秀です。

まあ、毎度のガス抜きに利用されるのが、オチかもしれませんが・・・。




女性誌で、以下の特集が組まれています。

この反響が、大きな波へと、発展するかもしれません。

それは、東京で小規模な混乱が発生すれば、それを遥かに超えた汚染状況の、
原発近隣の地域において、それに感化された混乱があり得るからです。

☆ 専門家が再測定 東京・葛飾区の放射線量は政府発表の5倍

 4月19日、文部科学省によって、校舎・校庭を利用する際の放射線量の暫定目安「年間20ミリシーベルト」が定められた。これに対し、「日本医師会」は5月12日、「子供に対し、国の対応はより慎重であるべきだ」として、その数値の引き下げ、つまり基準をより厳しくするよう求める見解を発表した。

 そもそも文科省の基準は、国際放射線防護委員会(ICRP)が3月21日に出した「今回のような非常事態が収束した後の参考レベルとして、1~20ミリシーベルト/年の範囲で考えることも可能」という声明に基づいたものだが、文科省は1~20のうち、その最大値をとっている。

 では、20ミリシーベルトと1ミリシーベルト。この2つの値には一体、どれくらいの違いがあるのだろうか。あくまで単純な計算だが、1日24時間屋外にいると仮定した場合、年間20ミリシーベルトは1時間あたりに換算すると、2.283マイクロシーベルトとなる。一方、年間1ミリシーベルトは1時間あたり0.114マイクロシーベルトとなる計算だ。

 1時間あたりの全国各地の放射線量は連日、文科省が発表し、新聞にも毎日掲載されている。1時間あたり、2.283マイクロシーベルト以上となると、原発周辺の地域のみだが、0.114となると、つくばや日光も含まれてしまう(5月15日測定分)。

 また、東京都内では新宿の数値が発表され、0.0632となっている(同)。0.114以下なので安心かと思いきや、実は発表されている数値にはとんでもない“誤差"があった。近畿大学原子力研究所講師・若林源一郎氏が話す。

 「文科省が発表しているのは、各地の測定所から送られてくる数値を集めたもの。測定する場所に決まりはないので、測定器が公共施設や研究施設の屋上にとりつけられているところもあります」

 地上から10m以上だったり、場所によっては、20m近い位置での測定値ということもあるという。

 「事故発生から2か月以上。大気中に放出された放射性物質はほとんどが地表に降下しているので、地表近くでの測定値は、建物の屋上で測定されたものより高い数値を示すことがあります」(若林氏)

 若林氏は放射線や原子力教育の関係者を有志で募り、全国の放射線量モニタリングを行った。測定位置を地上から100cmに統一して計測したところ、ほとんどの地域で文科省のデータより高い測定値が出た。

 5月10日に文科省が測定した東京(新宿区)の値0.0662に対し、若林氏らのチームが測定した値は0.124と約2倍。さらに同じ東京都内でも葛飾区では0.359という5倍にも相当する値が出た。

 先に計算した年間1ミリシーベルト=1時間0.114マイクロシーベルトを基準と考えた場合、原発から200km以上離れた都内でも、葛飾区や新宿区、文京区、渋谷区では子供にとって警戒が必要な数値となってしまう。他にも関東地区では千葉県柏市や茨城県水戸市、ひたちなか市、つくば市などが0.114を超えている。




大阪で、高度な放射性物質が回収され、東京でも深刻な土壌汚染が記事となりました。

このまま、日本政府・東京電力が、方針の転換を行わず、
流れに身を委ねるようであれば、全ては手遅れとなって行きます・・・。

現状は、日本政府・東京電力の、最後のチャンスです。

双方は、初動を完全に過誤し、最悪の選択ばかりに邁進しました。

そのため、方針の転換が、必須である状態です。

さもなければ、因果応報の報いが、双方は当然とし、我々に降り注ぎます。




人としての良き良心と、品行方正な倫理・道徳に恵まれた方々に、政治家になって頂きたいですね。

何より、責任を取る覚悟・決意がある事は勿論、責任が発生せぬよう、最善を尽くせる方が好ましいです。

現状では、責任を取る気すら無く、責任を負わないようにする事に、
政治生命をかける方が目立つので、どうにか是正をしてしまいたいです。