2011年04月20日 22:10 母乳から放射性物質が、検出されたとの記事がありました。


先ず、ヨウ素131(ウィキペディア)です。

☆ 汚染の高かった地域のお母さんたちに母乳の検査を呼びかけます。

※ 要約

福島原発の廃炉を希望する団体、『ハイロアクション』の公式サイトに、
『本当に母乳に放射能汚染はないのか』を検証した旨が、記載されていました。

検査の結果は、以下とされています。

茨城県 5名 結果:複数名から検出 ヨウ素131

福島県 3名 結果:2名は不検出(一名検査中)

宮城県 1名 結果:不検出

※ 正確な数値は、記者会見で発表されるとの事です。

母乳の放射能汚染は、衝撃的な事実であり、放射線値の高かった地域の、母乳の状態が懸念されます。

母乳を提供して下さったお母様方は、赤ちゃんのためを想い、協力して下さったそうです。

今後、母子の健康を御考えになる、お母様方をバックアップする、ネットワークを構築される模様です。




☆ 母乳から微量の放射性物質=市民団体が検査-福島

※ 要約

市民団体『母乳調査・母子支援ネットワーク』は20日、福島市内で記者会見を行い、4県の女性9人の母乳検査で、
茨城・千葉の4人から1キロ当たり最大36.3ベクレルの、放射性ヨウ素131が検出されたと発表しました。




※ 意見

私としては、お子様の事は当然とし、お母様方が心配です。

以下を参考とすると、154リットルを飲んだ場合、1ミリシーベルトに匹敵するようです。

☆ 年齢別 何ベクレル摂取したら、1mSvになるのか?

赤ちゃんが、どれだけ飲むのかは勿論、放射線の影響にも左右されますが、飲ませぬのが好ましいと感じます。

精神衛生面での苦痛を考慮すると、当方はその結論に到ります。

赤ちゃんが、一日に400ccを飲むと仮定した場合は、年間で146リットルの母乳を摂取します。

そう考えれば、先に記載した154リットルに迫る勢いです。

また、体外被曝・体内被曝と言った、他の放射線要因を考慮する必要があります。

さらに、母乳にはダイオキシン等の、既存の有害物質が含まれています。

総合的に考察した場合、安全度の高い水を選定し、ミルクをあげるのがベストでしょう。