2011年04月14日 03:28 住めないというか、住む人が自主的にいなくなりそうですね。
☆ 首相「当面住めない」発言情報に憤る地元自治体
首相の発言情報に、福島第一原発周辺自治体には一時、動揺や困惑が広がった。
佐藤雄平・福島県知事は13日の県災害対策本部の会議で、県幹部らを前に「みんな一日も早く古里に戻ってもらいたいと思って今日までこうして苦労しているのに、信じがたいし、信じられない」と述べた。
また、飯舘村の菅野典雄村長は、計画的避難に関する同日の住民説明会の中で、「できるだけ早く帰れるようにすると言うのが政治家の役目」と声を震わせた。
避難指示を受け、役場機能を会津若松市に移した大熊町。渡辺利綱町長は「そんなことを本当に言ったとすれば、1、2年住めないのでも大変なのに、10年、20年とはとんでもない話」と怒りをあらわにした。
(2011年4月13日20時30分 読売新聞)
☆ 20キロ圏外の積算線量公表 原発事故で文科省
文部科学省は13日、福島第1原発から20キロ圏外の12日までの積算放射線量が、福島県浪江町で最高1万5630マイクロシーベルトに達したなどとする測定結果を公表した。前回11日の計測から0・2~21・5マイクロシーベルト増えた。
3月23日以降、各地に簡易型線量計(ポケット線量計)を設置して定期的に計測。同省ホームページで毎日公表している。結果からは、これまで各種の測定で示されている通り、同原発の北西側で高い放射線量が検出された。
福島県各地の主な積算線量は次の通り。
【浪江町赤宇木手七郎】1万5630マイクロシーベルト(3月23日~4月12日)
【飯館村長泥】9082マイクロシーベルト(同)
【いわき市四倉町白岩保木田】261マイクロシーベルト(3月31日~4月12日)
【南相馬市鹿島区寺内本屋敷】453マイクロシーベルト(3月23日~4月12日)
【福島市杉妻町】541マイクロシーベルト(3月24日~4月12日)
【田村市常葉町山根鹿島】714マイクロシーベルト(3月24日~4月11日)
2011/04/13 20:29
☆ 福島原発の廃炉、汚染除去に百年 英科学誌が見解紹介
英科学誌ネイチャーは13日までに、東京電力福島第1原発の廃炉や周辺の土地の汚染対策が終わるまでには、今後数十年、場合によっては100年を要するとの専門家の見解をまとめた記事(電子版)を発表した。
記事は1979年に米国で発生したスリーマイルアイランド(TMI)原発事故処理に加わった複数の専門家の見解に基づき、損傷しているとみられる燃料を含めた炉内の放射性物質の除去に長期間を要する上、原子炉の冷却が進んで中の状況を調べられるようになるまでも長い時間が必要になると指摘。
沸騰水型原子炉の特徴として、多数の配管や弁などが複雑に配置されていること、使用済み燃料を運び出すためのクレーンなどが爆発で破損していることなどによって、福島第1原発の廃炉は「TMIよりはるかに困難な作業になる」との意見も紹介。
TMIよりもはるかに大量の汚染水の処理が必要になることからも、86年に原子炉が爆発し、最終的な対策の除染の終了が2065年までかかるとされている旧ソ連の「チェルノブイリ原発と同様の除染対策が必要になるだろう」と指摘した。
2011/04/13 21:31
※ 意見
妙な期間の積算量に、違和感を覚えます。
日本には、多大なリスクを負わない、決定的な打開策がありません。
そして、70年~80年、廃炉に時間が必要です。
最終的に、石桶が出来るかもしれません。
それを考えると、聡明な人々は、離れて行くでしょうね。
一刻も早く、最低でも50Km圏内の人々を、避難させて頂きたいです。
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※ 補足 (2011/12/05)
福島の佐藤 雄平 県知事は、被曝利権に飛びついたガラクタである。
他のポンコツ共も、処分すべきスクラップだ。
飯舘村の菅野 典雄 村長は、将来的に廃棄される側なので、どのように利用されるかが気になる。
周囲の人間は、巻き込まれぬよう、距離をとる事が望ましいだろう。
また、諸君に見極めて頂きたい事がある。
それは、小出先生・武田先生が、原発利権者を、本質的に脅かしたかどうかだ。
御二人は、この国の無駄とも言える、放射線計測の仕組を、把握している人材である。
私が言いたいのは、数歩進んだ改善を求める活動が、出来た可能性が十二分にあると言う事だ。
そもそも、自分達が捻出し、飛散した核種を、公表する事も出来た。
より、詳細にだ・・・。
さらに、我々が注意すべき事がある。
ネット上に散乱する、原発利権者に不利な情報が、大きな媒体で伝えられた時、
言葉には出来ぬ、喜びのような感情が、あった者がいるだろう。
だが、やっこさん達は、それではビクともしない。
あまつさえ、敵対する大衆を利用し、使い捨ての利権者を潰し、甘い汁を吸う者すらいる。
そもそも、その喜びのような感情は、集団心理が作り上げた弱点だ。
それを利用されるのも、よく出来た仕掛けの一部である。
我々は、それに飲み込まれ、妙な高揚感に誘われ、利用される事は避けるべきだ。
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