2011年04月12日 23:31 果てなく傷つきし、崩壊寸前の我々の肉体と、滅びゆく故郷・・・。


我々の肉体は、健全には程遠い状態です。

この百年の間に、何が起きたかを、振り返って下さい。

チェルノブイリ事故・・・。

執拗に繰り返された核実験・・・。

広島・長崎に投下された原子爆弾・・・。

これらは、確実に人類を、蝕んで来ました。

そう、これらの影響を大気から受け、飲食物からも受難して来ました。

また、ソ連・ロシアが海洋へと投棄したのは、原子力潜水艦や放射性廃棄物だけではありません。

そして、近隣諸国も多かれ・少なかれ、似たような事をしています。

今、生存している我々は、それらの影響下にあります。

それを、忘れてはいけません・・・。

さらに、公害物質は勿論、その影響を受けた有毒な飲食物よって、常に浸蝕されています。

無限にある要因で、極限まで傷ついた我々の肉体は、
些細な事で崩壊してしまう次元で、傷んでいると認識しなければなりません。




我々の故郷は、長い年月をかけ、崩壊を続けています。

評論家が、東北大震災を、千年に一度の大地震と比喩しますが、
今回の大地震が同一の条件下で、発生する事は決してありません。

そう、これは絶望的な、大災害でしかありません。

この千年で、大地は大きく変化しました。

そして環境は、絶望的なレベルに劣化しました。

このまま、それが進行すれば、世界は地獄へと豹変します。

地獄に浮かぶ小さな孤島に、何の意味があるでしょうか・・・。

そうはならない働きかけを、我々が行う必要があります。




福島第一原発を由来とする放射線物質は、想像を超えた次元で、人類を痛めつけるでしょう。

我々は、1914年のある日を境に、自滅の道を辿っています。

それに気付き、様々な問題を、是正する必要があります。

今後、どのような運命が襲いかかるか、絶対的な答えはありません。

ですが、冷静に物事を見つめ、良心に従い人として、前に進む事が出来れば、どんな光でも掴み取る事が出来ます。

果てしなく遠い、光年先の光であろうと、辿りつく事が可能です。

我々は、その歩みを止めないよう、日々を乗り越えて行きましょう。