2011年04月10日 00:50 我々が注意すべき事
前回の大きな揺れは、専門家によって、最大余震ではないと考察されている。
もし、想定規模の最大余震が発生していたら、四カ所の原発が最悪のシナリオを辿っただろう。
それを思えば、まだ日本には運がある。
だが、この運がある間に、問題を是正しなければ、運命は変えられない・・・。
我々は、人工的に生み出された地獄の、『小さな孤島』に住んでいる事を忘れてはいけない。
そして、孤島の中枢を司る連中が、不適切・不誠実な存在である事を、胸に刻む必要がある。
さて、以下の日記を記載した。
煙?に包まれた福島原発 14:00頃からこの状態となり、映像の配信が中断しました。水滴かな?
現在の福島原発1号機の状態 再臨界? D/W:100Sv/h・S/C:12.7Sv/h・温度:260.7 ℃
前者に関し、煙だと騒ぎ立てた方々が大多数いたが、取り越し苦労だったようだ。
また、存在しないソースで、そうだと信じさせようとした、醜悪な者が存在した。
後者は、計器の故障が原因とされているが、それは逆に危機感を覚える。
後者に関し、専門家から助言を頂いたが、数値で安全を計れる次元では、最初から無いとの事だ。
明瞭な情報・不明瞭な情報、このどちらを根底としても、意見の相違が発生し、デマが蔓延する状況だ。
注意すべきは、そのデマに踊らされない事だ。
何より、それを事実かどうか、見極める力を養う必要がある。
政府・東電・報道が、虚偽の情報で国民を欺いて来た。
真実は、『世界一安全』ではなく、『世界一危険』だったのだ。
国民は、大きすぎる矛盾に圧迫され、かなり臆病になっている。
それにより、十分な情報検証や、専門家の意見を参考にせず、感情に任せて文章を綴っている。
3/11に失われたのは、多くの国民の尊い命だった。
福島第一原発の問題が発生し失われたのは、それまでの常識だった。
そして、政府・報道から、正義が消え失せた。
この認識だけは、持ち続けねばならない。
さもなければ、我々は道を見失うだろう。
先日、アメリカ合衆国の避難指示が、最悪の事態を想定したモノだったとして、それを批判する報道がされていた。
最悪の事態を想定し、人命を最優先にした判断を、報道が否定したのだ・・・。
そうしていれば、周囲の住民が、不要な被曝をするのを、防げたのではないか?
今後、様々な苦しみに、苛まれる必要も無かっただろう。
また、生産圏を後退させる事で、不要な被曝の拡散も、防げたのではないだろうか?
あまつさえ、『極めて低濃度の汚染水』を放流したのに、世界で批判の声が高まっているとの報道があった。
それまでにバラ撒いた、大量の放射線物質と、低濃度とは到底言えない、汚染水の垂れ流しに、世界は憤慨している。
何故、それがわからない?
報道は、政府・東電の指示で、そうせざるを得ないのか?
それとも、究極に無知なのだろうか?
気になるのは、あらゆる問題を足しても、及ばないような存在が、太平洋に流された可能性を、政府・報道が把握しているかだ。
私自身は、裏付けをとれるほど、有能な人間ではない。
そのため、これ以上の言及は避ける。
把握する事が出来たら、コメントやボイスに記載する。
余裕を見て、中国で赤丸急上昇中の、感染症のいくつかについて紹介する。