2011年04月06日 12:58

我々は、必然が生み出した、不自然な状況にいる事を忘れてはいけない。


我々は、必然が生み出した、不自然な状況にいる事を忘れてはいけない。

私は、目の前にある危機に関し、日記に記載して来た。

しかし、世界に目を向ければ、各国が無数の問題に、苛まれている事が分かる。

日本には、世界で危険とされる原子炉の三分の二があり、次の瞬間にそれが砕け散っても、不思議ではない状態だ。

何より、原発問題に対する民主党の判断が、全て裏目を辿っており、国際社会からの制裁が言及されている。




そもそも、汚染水を回収する方法は、大多数存在した。

それに、水ガラスで内側の地層を、大汚染しない方法もあった。

有効策が実施可能な状況下で、それを行わなかったのは何故だろう?

苦渋の決断?

馬鹿を言ってはいけない。

苦渋の決断が出来る者がいれば、現状に至る事すらない。




民主党は、国民との約束を果たすため、国民を犠牲にしているように見える。

恐ろしく、不器用なのかもしれない・・・。

もしかすると、売国行為(自国破壊による、他国とのパイプの獲得・強化)を行っているのかもしれない。

日本が貧窮すれば、多数の国家が、経済面で大幅な発展を遂げる。

要は、代替を果たせる国家の価値が上昇する。

少なくとも、円の信用が失われ、他国の通貨価値が向上する。

そう、日本の信頼が失われ、その信頼が他国へと向けられるのだ。




思い込みが強いが、再臨界になる可能性があり、大惨事がいつ起きるか判らない、原子炉の近隣に人々を拘束し、
原発近辺の生産域(100Km県内)の維持を謀る姿を拝見すると、売国行為が断行されているように感じる。

人々が寝静まる夜に、大問題が発生した場合、民主党はどう対応する気なのだろう?

闇夜では、全てが十分に行えないだろう・・・。

何もかも、警察・消防に丸投げする気なのか?




欧米は、『人権侵害』『グローバルな大虐殺』と、日本に憤慨している。

その状況を考えれば、国際的な倫理・道徳からは、完全に逸脱している。

最良の解決策を却下し、最悪の方法で打破出来ぬ姿を拝見すると、その裏に何かあるのではと感じてしまう。

要は、何かしらの取引がない限り、行わないような愚策を、民主党が展開しているのだ。

根本において、民主党による売国行為は、一般論の範疇であり、自然な事とも受け取れる。




海外からの、強行的な助けがない事が気になる。

強攻の準備をしているのではないか?

そもそも、世界各国の情勢が、良好には程遠い状態だ。

その維持・打開を図るには、プロパガンダが必要となる。

それにおいて、日本は最高の素材である。

かつての経済大国が、地震で壊滅的な被害を受け、原発の大破により、
放射線が降り注いでいる事実は、使い方次第で最高の心理戦が展開出来る。

そして、それが泥沼のシナリオを描く姿は、人間の感情を強固に刺激する。



今後の十年間で、福島第一原発の200キロ圏内で22万4223人が、余分に癌を発症すると予測されている。

別途、数百万人から一千万人の日本人が、福島第一原発が原因で、健康被害を発症するとされている。

前者は、日本政府と同じように、表面上の浅い情報で試算をしている。

後者は、遥かに濃密で、深い情報で算出している。

実際、多種・多量の核種は勿論、あらゆる情報を考慮した場合、正確な数値を出す事は困難だ。

故に、高度な考察により導き出された、あやふやな数値こそが、見つめるべき真実だ。

見方を変えれば、絶対的な数値は、確実性を追求した最小値だ。

要は、不特定の条件を切り捨て、限定された条件における数値を提示されても、信用するのは皆無である。

そんな役に立たぬ数値で、我々は蔑にされている。

これを見つめれば、我々が日常とは程遠い状況に、晒されていると感じるだろう。




私は、真実を目前にすると、終わらない悪夢の中に、いるような気がしてしまう。

我々が、忘れてはいけないのは、3/11に何かが大きく変わってしまった事だ。

政治・経済・報道が、大きく歪んでしまった。

その歪みは、我々にも波及している。




今後、十分な情報が伝えられない事が懸念される。

現状は、独自の考察で、判断を下さねばならない状況だ。

何より、忘れてはいけないのは、かけがえのない無数の命が失われた事だ。

私が生まれてきて、母国で展開された、最大の痛恨事である。

政府・報道には、これ以上の犠牲者を出さないため、誠心誠意に邁進して頂きたい。




○ ピックアップニュース

☆ 安全委、「電源喪失は考慮不要」 原発対策遅れの原因か

 3月24日、小型の無人飛行機が撮影した福島第1原発。右から建屋が残る2号機、3号機、4号機(エア・フォート・サービス提供)

 東京電力福島第1原発では、地震後に外部電源が切れ非常用電源も起動しない状態が続いて事故が拡大したが、国の原子力安全委員会の指針で原発の設計の際に「長期間にわたる全電源喪失を考慮する必要はない」と規定されていることが6日、分かった。

 電力会社は国の指針に基づいて原発を設計、建設しており、この規定が設備の不備や対策の遅れにつながった可能性もある。

 今回の事故を受け、経済産業省は3月末に、津波による長期の電源喪失に備えて非常用電源を確保するよう電力会社などに指示したが、電力関係者からは「そもそも国の指針に不備があるのではないか」との声も出ている。

 指針は1990年に定めた「発電用軽水型原子炉施設に関する安全設計審査指針」。

 59項目のうち、27番目の「電源喪失に対する設計上の考慮」で、外部電源などの全交流電源が短時間喪失した場合に、原子炉を安全に停止し、その後の冷却を確保できる設計であることを要求。

 その解説で、長期間の電源喪失は「送電線の復旧または非常用交流電源設備の復旧が期待できるので考慮する必要はない」としている。

 第1原発は地震で外部電源を喪失。復旧に10日程度かかり、非常用電源も一部しか機能しなかったため原子炉が冷却できず、核燃料の損傷や原子炉建屋の爆発が起きた。

 経産省の関係者は「指針は必要に応じて見直すべきではないか」としている。

2011/04/06 09:56




☆ 「状況良くなっていない」 ロシア首相、福島第1原発に

 【ハバロフスク共同】インタファクス通信によると、ロシアのプーチン首相は5日、福島第1原発について「状況は良くなっていない」と述べ、日本に隣接した極東地域での放射性物質の監視態勢を引き続き強化していくよう指示した。

 またメドベージェフ大統領も5日、極東サハリン州のホロシャビン知事との会談で、日本は原発の状況をコントロールできていないと指摘。大統領は同知事に対し、住民を安心させるためにも放射線の観測結果の推移に関する情報提供を絶やさないよう指示した。

 ホロシャビン知事は大統領に福島第1原発の事故発生以来、サハリン州で放射線測定値に異常が観測されていないことなどを報告した。(2011年4月6日 共同通信)

2011/04/06 10:39




☆ 年間の被曝限度量、引き上げを検討 原子力安全委

2011年4月5日22時21分

 原子力安全委員会は5日、放射線量の高い地域の住民の年間被曝(ひばく)限度量について、現在の1ミリシーベルトから20ミリシーベルトに引き上げるべきか検討を始めた。放射線の放出が長引き、「長く生活する観点で考えないといけない」とし、現実路線への見直しを検討する。

 会見した代谷誠治委員は「防災対策での退避は通常、短期間を想定している」と指摘。すでに数週間に及ぶ退避や避難の考え方について、政府から見直しを検討するよう相談されていることを明らかにした。

 原発から半径30キロ圏外の福島県浪江町の観測地点で放射線量の積算値が上昇している。先月23日から今月3日までの積算値は10.3ミリシーベルトになった。日本では人が年間に受ける被曝限度量は現在、一律1ミリシーベルト。国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告では、緊急事故後の復旧時は1~20ミリシーベルトを目標としている。

※ 意見

何故、このように非人道的な行為が、出来るのでしょう・・・。

安全な場所への退避を、優先すべきです。




☆ 妊婦と乳幼児、村外避難へ…飯舘村が独自方針

 妊婦と3歳以下の乳幼児(付き添いは保護者1人まで)が対象。50人程度を見込み、滞在費を負担する方向で県と調整している。避難先は、福島市内の温泉宿泊施設などが候補にあがっており、準備ができ次第希望者を募る。

 同村は、大部分が屋内退避圏外だが、村内の小中学校などの敷地内で3月28日、大気中の放射線量が1時間あたり13・2~17・7マイクロ・シーベルト観測されており、村民に安心感を与えるため、村独自の措置として行うことにした。

(2011年4月6日11時01分 読売新聞)

※ 意見

賢明な判断ですね。

しかし、十分には程遠いです。

皆さんも、逃げなければいけません。




☆ ジョージ・ワシントンが佐世保出港

☆ ジョージ・ワシントンが佐世保初寄港 原発事故受け退避の航海か

※ 意見

ジョージ・ワシントンが、何処へ向かうのかが気になる・・・。