2011年04月05日 16:22

ニュース『東日本大震災:福島第1原発事故 高レベル汚染水、施設内に6万トン』


☆ 海水から濃度限度750万倍=ヨウ素検出、流出ピット付近-東電

 福島第1原発の事故で、東京電力は5日、高濃度の放射能汚染水が海に直接流れ込んでいる2号機のコンクリート製立て坑「ピット」付近の海水から、最大で国の定めた濃度限度の750万倍、1立方センチ当たり30万ベクレルの放射性ヨウ素131が検出されたと発表した。

 東電によると、750万倍のヨウ素が検出されたのは、ピットに亀裂が確認された2日午前。隣接する1、3、4号機の取水口付近でも高濃度のヨウ素が検出されており、1号機では濃度限度の48万倍、3号機で38万倍、4号機で35万倍だった。

 海水の汚染は2日以降も続いており、4日午前9時時点でも、2号機ピット付近で濃度限度の500万倍、同20万ベクレルだった。

 (2011/04/05-13:05)

☆ 東日本大震災:福島第1原発事故 高レベル汚染水、施設内に6万トン

 東日本大震災:福島第1原発事故 高レベル汚染水、施設内に6万トン

 福島第1原発の施設内にある、高レベルの放射性汚染水の分量が、約6万トンにのぼることが5日分かった。海江田万里経済産業相が同日の会見で明らかにした。

 高レベルの汚染水は1~3号機のタービン建屋とその周辺に各2万トンあるとみられる。

 大量の汚染水の保管場所を確保するため、東京電力は4日夜から、集中環境施設内などにある低レベルの汚染水計1万1500トンを直接海に放出している。5日午前6時までに、集中環境施設から2200トン、5、6号機から30トンを放出。同相は「私どもとすれば、やむをえない措置だったとおわびする。汚染水の放出は今回を最後にしたい」と述べた。【平野光芳】

 毎日新聞 2011年4月5日 東京夕刊

※ 意見

これ以上の放水に関わらず、日本だけで解決する事は不可能です。

何より、我が国だけの問題では、済まされません。

一刻も早い、世界との協調による、事態の解決を望みます。