2011年04月04日 02:32 日本のデッドライン


日本は、兵器としての核を持てません。

そのため、原子力関連施設を、抑止力に選択しました・・・。

何故、原子力関連施設が、抑止力となるかですが、戦争の結果をとらえて下さい。

戦勝国は、領土の割譲・賠償金を、求める事が可能です。

その気になれば、全てを奪う事が出来ます。

それを考えれば、そこへ攻撃をする者は僅かでしょう。

また、原子力関連施設によっては、核兵器を開発出来る証明となります。

これが、十分な抑止力として働くのです。




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※ 補足(2011/12/05)

上記の認識は、以下の方々によって、間違いだと訂正されました。

米軍(戦略・戦術 兵器の専門家)

元自衛隊(近代 兵器の専門家)

父(元ミリタリー関係 精密機材 輸入・販売)

また、政府中枢の方に、原子力発電所・燃料サイクルに、軍事的な抑止力が一切ない事を、説明・証明して頂きました。

結局、原子力発電所は、発電も出来る自爆装置にすぎません。

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現状では、我が国が誇る、原子力関連施設の集大成的存在が、危機的な状態です。

福島第一原発は、その危機の一端に過ぎず、全体からとらえると、最大の問題ではありません。

ですが、早急に対応し、極大に解決しなければならない大問題です。

何より、プルサーマルの三号機が、大破している状況で、周辺住民を地獄に隔離しているのは、極限に由々しき事態です。

個人的には、三号機の使用済み燃料プールの中身が、何だったのかが気になります・・・。



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※ 補足(2011/12/05)

集大成的存在が、危機的な状態と記載しましたが、某電力会社の方に、拝借した情報です。

※ 『福島第一原発』・『高速増殖原型炉もんじゅ』ではありません。

情報が漏れぬよう、徹底した管理の下で、人口密集地帯が消滅する状況を、一歩手前で維持しているそうです。

ボイスに何度か記載しましたが、我々は原子力関連で、5つの爆弾を抱えています。

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福島第一原発や他の原子力関連施設の状況を考察すると、自国に核爆弾を設置してきたような状態です。

抑止力としての必要性、エネルギー生成の効率は、確かにめまぐるしいモノです。

しかし、リスクが高すぎて、話になりませんね・・・。

火力・水力・風力・地熱・太陽光による、ハイブリットの発電システムの方が、いいのではないでしょうか?




現在まで、我々は運に救われて来ました。

近年は、その運に見放され、様々な問題が連発しています。

その、最新の問題が、福島第一原発です。

ある時点より、内包する危機により、日本国民がいつ全滅しても、当たり前の状況へと切り替わりました。

しかし、嘆く事ではありません。

我々は、そもそも外的な要因により、いつ滅んでも不思議ではない状態です。

悲しいですが、これが現実です。




我々が望むのは、何気ない日常です。

誰かが苦しんでいる事を知ってしまうと、悲しい気持ちに苛まれます。

だからせめて、目先の問題に関しては、早急に解決して頂きたいですね。

政府の対応を見ると、各々が保身のために、迷走しているようにしか見えません。

民主主義が、欠損してしまっているのが、非常に悲しく感じます。

人がいれば、国家は再興出来ます。

国民を蔑にした国家は、滅んで来ました。

それを、忘れてはいけません。




現状の政府は、冷静さの誇示にとらわれ過ぎ、倫理・道徳を大幅に、欠如しているように感じます。

その証拠に、原発周辺の人々は、必然的な隔離をされています。

周辺住民の不安は勿論、何が起きるか判らない状態をとらえれば、優秀な指導者でなくとも避難を決断します。

あまつさえ、水の根底となる規制値は勿論、他にも多様な設定を、国民の知らぬ間に修正しました。

そして、放射線物質の混入を、当然へと捻じ曲げました。

数ある選択肢の中から、最悪の流れを選んだのです。




何より、放射線による臨床試験を、十分に行ってはいないので、政府・報道が安全とする数値は、想定値でしかありません。

どの程度の被曝をしたら、人体がどうなるかは勿論、摂取した細胞やマウスで実験しても、大幅な個体差が発生します。

我々は、同じ仕様の部品で構成された、ロボットではないので当然ですね。

そもそも、高度な人体実験をしていたら、国際的な大問題です・・・。




海外では、劣化ウラン弾や使用済み核燃料が原因で、多量の健康被害が発生しています。

その地域の放射線値が、低い状態で発生しているため、原因究明には到っていない状況です。

低い状態と記載しましたが、新宿と同等から~数マイクロシーベルト(γ線値)となります。

要は、放射線の影響は、未知数の状態です。

確実と言えるデータは、少ないと推察されます。




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※ 補足(2011/12/05)

海外で立証されている低放射線障害ですら、海外でも立証出来ないとした認識が、日本では定着しています。

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我々が、忘れてはいけないのは、素人が政権を運営している事です。

少し前まで、野党だった事を思い出して下さい。

やはり、野党時代の体質が抜けていないため、特定の国民の欲望に基づいた、後ろ向きの政策を遂行します。

ですが、旧政権側も慌てふためき、新政権の愚行を傍観している状況です。

確かに、様々な活動を進めてはいますが、最大の問題への協調が感じられず、非常に残念です。





福島第一原発による放射線物質の影響が、世界各国に現れ始めました。

ヨーロッパ・アジア・アメリカ合衆国の各地で、福島第一原発を由来とする、放射線物質が検出されています。

このまま、政府が手を拱いていれば、援助が賠償へと発展しかねません。

日本政府は、水素爆発が起きる前に、アメリカ合衆国が打診してきた援助を断りました。

打診は、段階的に行われ、日本政府は断り続けました。

そもそも、援助を打診してきた国家は数カ国に及び、フランスも含まれていました。

それを、断り続けたのです。

福島第一原発で、発展した問題の責任は、日本政府にあると言っても、過言ではないでしょう。

我が国が、国際的信用を失い、全てを失う状況が、刻一刻と近づいています。

その境界が、『日本のデッドライン』です。




解決には、早急な事実の開示と、アメリカ合衆国を中心とした、各国の精鋭による原発へのアプローチが必要です。

また、与党・野党の協調が欠かせません。

結局、あらゆる存在が協調しなければ、発展しすぎた問題は解決出来ません。

隠し続ければ、それだけ反発は大きなモノとなり、いつの間にか引き返せなくなります。

それに、気がついた時には、全てを失っているでしょう・・・。

そうならないため、大きな決断をしなくてはいけません。

政権も報道も国民も・・・。




一時的な経済活動の低迷より、最大の問題を解決する事が先決です。

そうしなければ、未来がありません。




現状まで、原子力関連施設への攻撃が未知数であり、何が起きるかわからない状況でした。

しかし、今回の一件により、原子力発電所が攻撃目標として、有益であると判断した国家が増えています。

要は、ただのミサイルで、相手に深手を負わせる事が出来る。

何より、日本を守護する超大国ですら、その脅威を恐れて、回避してしまう事が明白になりました。

そう、戦略・戦術の面で、様々な効果が見えたのです。




今後も、原子力政策が断行されるのであれば、封じ込め・防衛を前提とした、大規模な原子力発電所を望みます。

現状では、弱点を曝け出したままの状態です。

過剰な安全対策を施さなければ、原子力を扱う事は、到底無理な事でした。

最初からそうしていれば、政権の判断に関わらず、このような醜態を晒さなかったでしょう。

誰もが安心出来る環境で、将来への希望を持てる国家に、日本には成長して頂きたい。