2011年03月24日 19:48

飯館村(福島原発より40Km離れた地点)の雑草の葉から、

ヨウ素(254万ベクレル/Kg)・セシウム(265万ベクレル/Kg)が検出された。


☆ 飯館村の雑草265万ベクレル 福島、野菜を大幅上回る

 文部科学省は24日、福島県内で採取した雑草から検出した放射性物質の調査結果をまとめ、福島第1原発の北西約40キロの飯館村で20日に採取した雑草の葉から1キログラム当たりヨウ素254万ベクレル、セシウム265万ベクレルを検出したと発表した。

 食品衛生法で定められた暫定基準値は、ヨウ素が1キログラム当たり2千ベクレル、セシウムが同500ベクレル。厚生労働省によると、飯館村で採取された野菜からは1キログラム当たりヨウ素1万7千ベクレル、セシウム1万3900ベクレルが検出されたものもあるが、雑草からの検出量はこれを大幅に上回る。

 文科省の発表によると、原発から約25~45キロの複数地点で18日から21日に採取した雑草の葉から1キログラム当たりヨウ素3万6千~254万ベクレル、セシウム1万100~265万ベクレルを検出した。

 飯館村では、20日に採取した土壌からも土1キログラム当たりヨウ素117万ベクレル、セシウム16万3千ベクレルが検出された。

2011/03/24 13:08 【共同通信】

※ 情報を整理しました。

簡潔にすると、福島原発より40Km離れた地点から、放射線物質が検出されました。

雑草の葉から、ヨウ素(254万ベクレル/kg)と、セシウム(265万ベクレル/kg)が検出されました。

土壌からは、ヨウ素(117万ベクレル/kg)と、セシウム(16万3千ベクレル/kg)が検出されました。

野菜からは、ヨウ素(1万7千ベクレル/kg)と、セシウム(1万3千900ベクレル/kg)が検出されました。

これは、文部科学省の調査結果です。

食品衛生法で定められた暫定基準値は、ヨウ素(2千ベクレル/kg)・セシウム(500ベクレル/kg)です。

雑草の葉は、原発から約25~45キロの複数地点で、18日~21日に採取したモノを調査に利用しています。

その最小値・最大値は以下となります。

ヨウ素(3万6千・254万ベクレル/kg)

セシウム(1万100・265万ベクレル/kg)

記事を読む限りは、40km地点にある飯館村の雑草が、最高値を示したようです。

※ 意見

雑草の一枚一枚に、放射線物質が付着しているため、それを集めると、凄まじい数値となるのは必然です。

野菜が極端に低いのは、大根の場合でしたら、表面に付着する程度となるからでしょう。

葉物野菜は、雑草に近い数値となりそうですね。

土壌が汚染されると、水が汚染される。

水が汚染されると、土壌が汚染される。

結果、生産された作物は・・・。

また、大気からの影響があります・・・。

さらに、加工時に使われる水からの影響も・・・。

政府は、もっと早い段階で、結果を考えなければいけなかった。