2011年03月18日 22:15 確かに、気になるCMが多かったですが・・・。


☆ AC大量CMに苦情殺到…脅迫電話も

 公共広告により啓発活動を行っている社団法人のACジャパン(旧公共広告機構)に抗議の電話が殺到していることが17日、分かった。東日本大震災の影響によって、民放テレビ各局が民間企業CMの代わりに、同法人のCMを大量放送しており「しつこい」「不快感がある」「内容がそぐわない」というクレームが集中していた。同法人の提言CMはテレビ、ラジオ、新聞社など加盟社の会費で制作。とばっちりを受けた形だけに、同法人も困惑を隠せなかった。

 民間企業が震災の影響でCMを自粛する中、大量に放送されているACジャパンのCM。穴埋め的な役割を果たしているにもかかわらず、とんだとばっちりを受けている。

 抗議の理由としては、同じ内容のCMが流れることに対する「しつこい」、同法人CMの最後に流れる「エーシー」という高いメロディーが「不快さを感じる」、さらには子宮がんや脳卒中予防の内容に対し「こんな大変な時にがん検診なんか行けるか」といった内容があるという。

 また、同法人が国の管理下にないにもかかわらず「そんなCMを流すのに税金を使うなら、少しでも被災地に回せ」という勘違いの抗議や、中には「今から刃物を持って押しかけるぞ」という脅迫電話もかかってくるという。視聴者が勘違いしている場合は、正しい実態を説明しているが、同法人関係者は「分かってくれる人は、わずかなんです」と困惑の色を隠せなかった。

 ACジャパンは、マナーやモラル向上などといった社会啓発的なCMを年間13本制作している。その制作費は約1200社の加盟社から得られる年会費で賄っており、今回大量にCMを放送しても、テレビ局との間で金銭的なやりとりは一切発生していない。

 同法人では、抗議を受け16日付でHPに謝罪文を掲載。さらに、民放各局に、CM最後の音声部分を削除するよう、異例の要請を行った。要請を受けた各局が急きょ音声を消す作業に入り、この日から末尾のメロディーなしバージョンのCMも放送されている。

 また、災害用のCM6本の制作も決定。通常は月単位での制作期間を2、3日に短縮、来週にも新バージョンのCMを放送する。関係者は「今回の件で、悪いイメージだけひとり歩きしてしまうのが怖い。われわれの本当の姿を知ってほしい」と訴えていた。

※ 意見

母は、子宮頸癌・子宮体癌となり、リンパへと癌が転移しました。

今は、子宮を全摘出し、リンパの癌に化学療法で、立ち向かっています。

ACの流す広告の内容は、実際の患者さん達には、気が滅入る様な内容であり、伝えるべき内容とずれているとの事です。

そう言った方々に、それを見せ続けるのは、酷なのでしょう。

CMは、複数のバリエーションがありますが、妙な演出により、その多くに疑問を感じる部分がありました。

この状況ですし、テレビで気を紛らわせたいのに、何度も同じ情報を刷り込まれるのが、苦痛となるのは間違いありません。




しかし、しかしです。

感情的に、苦情を訴えてはなりません。

ましてや、脅迫的な表現を用いてはいけません。

それをやってしまったら、 その広告以上に、見苦しい存在となってしまいます。

今は、感情的になりやすい時期かもしれませんが、国民一人一人が、冷静な対応を心がけなくてはいけません。

それにしても、前回の日記にも記載しましたが、設計不十分の危険な原子炉を、運用してきた事実が悲しいです。

明日を良くするも、悪くするも我々次第です。

それを忘れず、前へと進みましょう。